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落葉の山際 蜘蛛の糸 何処へ
今の岸田は、蜘蛛の糸を登るカンダタだ。
自民党から湧き出る亡者に気をとられれば、共に血の池に落ちてしまう。彼の前で切れるか、それとも後ろで切れるか。
支持されていたのは、自民党と戦う岸田だった。それが、糸の切れた蜘蛛のように飛び去ろうとしている。一人になっても戦えるのか。それとも、自民党に飲み込まれるのか。
前総理の破壊したこの国を復興できるのかを国民は見ている。今の彼には覇気がない。まるで息を殺し、一人隠れん坊をしているようだ。アベ鬼はいなくなったが、まだ日銀には黒鬼がいる。




