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核撃つは 死に際の咆哮

 プーチンは、核を撃てば失脚することは十分知っている。ロシア国民も核の発射はプーチンが決めることだと思っている。


 核施設の破壊ならともかく、核を使えばヨーロッパも汚染されるが、偏西風があるからロシアも汚染される。


 その時は、ロシア国民が許さないだろう。ロシア国民にとっての脅威はウクライナでもヨーロッパでもアメリカでもなく、今や徴兵に走る政府なのだ。


 ウクライナに核を打ったとたん、彼はロシア人の大統領ではなくなる。肩書きはともかく、国民の代表ではなくなるということだ。アメリカに撃つなら話は別だ。


 プーチンが国民の信頼を損なわずに、核を撃つならアメリカしかない。しかし、それをやったら、アメリカ軍はロシア国内に進軍してくる。


 どのみち、彼は終わりなのである。だから、口ではいっても、実際にどこかの領土に撃つことはできない。


 核での報復は洋上か、核施設の破壊しか選べない。洋上に撃っても、誰も相手にしないかもしれない。もし、近くに漁船でもいたら、自滅である。なので、やけくそにならない限り、核施設の破壊一択である。


 現在は電源が欲しいので壊さないが、敗北を認めるくらいならと、いたちの最後っ屁よろしく、破壊して逃げて行くかもしれない。それならロシア国内の汚染は何も知らない国境付近に限定的だろう。

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