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闇夜長 人を憎んで 組織安泰
「罪を憎いんで人を憎まず」というが、近頃の報道を見ていると、個人にだけ罪を負わせる傾向にある。
五輪関連の悪事も、個人だけでできる規模じゃない。組織という背景の後押しがあってのことだ。いじめを見てみぬふりするのもいじめだというが、犯罪を見てみぬふりする組織も同罪だろう。
日本の司法は、組織や企業を守ろうとする。しかし、それでは組織の権力は残ったままなので、また腐った頭が生えてくる。
豚や鳥は、一匹の病気で、全頭殺処分。毒きのこが生えたんなら、松茸が混じってようが、一掃しないとまた毒キノコが生えてくる。
社員の生活がと言っているよりは、社員に毒がまわらないようにすべきではないか。だったら、高橋が不正をしたら、それを冗長させた森やその周辺も処罰されるべきだろう。
日本というのは、組織にあまい。それは、そこから便宜を受けている連中が、上に巣食っているということだ。




