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入学日 逃げ込む先を 子と探す
しばらくは、国内のことを、少し振り返ってみようと思う。特に、今の子供たちは大変だとつくづく感じることが多い。
色々な嫌なことがあったが、忘れ去られようとしている。ジェネレーションギャップなのかもしれないが、若者に擦り寄って、忘れ去ることがいいとは言えないだろう。
入学式の日に通学路を通って、不審者に遭遇したとき、どこに逃げ込めばいいか確認しながらいたなあ。個人宅は難しいので、商店やジムなどを見つけては、子供に諭す。
名札は裏返しで見えないようにし、集団での登下校。車が突っ込んでくるかもしれないが、誘拐よりはリスクが低い。誘拐は昔は金持ちの子と相場が決まっていた。当時、小さな古い借家住まいだった僕は、きっと助かったんだと思う。
今は、サラ金に闇金などもあるので、誰でもターゲットになりうる。




