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ウクライナ国旗 赤く染まる 二月
黄色と青の国旗が、血の赤で染まった日。
独立には流れなかった血が、侵略によって流されるとは何とも皮肉である。原発の事故の傷がいえたころ、今度は原発破壊の危機にある。
原発大国日本も人事ではない。核弾頭など使わなくても、結果、原爆になりうる。
たとえ廃墟の核施設でも、押さえられたら、身動きできなくなる。おそらく、現場の兵士は核の知識などさほど持っていまい。その時になれば、自らが死の灰を浴びることなどいとわない使い捨ての傭兵が現場に残るだけだろう。
大将は遠く離れたクレムリンで、優雅にお茶をしているに違いない。




