表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
186/689

てふてふを 追いしかの地を モフモフと

 子供のころ蝶々を追っかけたであろう場所を、今では老いてモフモフの犬に引かれている老人。


 のどかではあるが、寂しい光景である。最近までは老人に子供たちが群がっている光景も見られたが、コロナになってからはまったくなくなってしまった。マスクがとれても、そんな光景は望めないだろう。


 ついに田舎も都会のように人の交流が希薄になるのだろうか。


 田舎の老人の数少ない楽しみも消え、姥捨てホームに押し込まれる。この国では、豊かな老後はほぼ望めない。それでも自らの保険金を先払いで使えば優雅に暮らせるかもしれない。それでも寿命が延びれば足りないかもしれない。


 何のために長生きをするのか。介護で儲ける人の肥やしとなるためか。働けなくなっても今はまだ、年金が消費より上回っている。やがて、生きてることが社会のお荷物になる日が来るのだろうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ