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天然の 芸に微笑み かき氷
最近の芸能人は天然なのか、芸なのか判らない。なので芸風が本人の人格と思う人も少なくない。好きな人は、自分で調べてギャップを楽しむこともできるが、情報を取らない人にとってはいつまでもそのままだ。
芸人受けする芸人などは、一般人にはギャップや真意が伝わらず評価されないこともある。いづれにしてもまるっきりの天然という人は単独では長続きしないだろう。
効率重視の社会では、専門性が求められた。しかし、今や技術の進歩で非効率な方法でも実用になる。写真や映像などは、数多のゴミカットのなかのひとかけらが使えればいい。
製造の現場では、かつては多くの不良品がでても気にしなかったが、今では如何に無駄を減らすかということにシフトしはじめた。やがて情報の現場も同じようになっていくのだろう。その時、無駄の多い人間たちはいったいどこにいるのだろう。




