丹頂と 嘯くサギに 頭無し
町に返ってきたお金は代行業者が代弁したんだろう。カジノへの決済前だった可能性が高い。一ヶ月後ぐらいなら決済済みだったかも。アカウント登録で虚偽申請があったとして、不履行になってアカウント解除で戻されるものが、口座凍結で役場の口座に行った。強制的にそれができたのは、返還の承諾書があったからだろう。海外決算されてたら取り戻せないから。
本人が自主的に戻したというわけではないだろう。そもそもチップ化したら自力では返金できない。代行は顧客の入金をプールして、月のトータルで損した分をプールから支払うんだろう。その都度決済していたら業者にうまみがなくなる。
例えば、利用者が死んだら、未使用分は丸儲けになるし、一括で決済していればチップの購入と払い戻しのレート差で儲けることが出来る。
後日、当人には業者から損害分の請求が来るんだろうな。ご愁傷様。大体、英語の知識もろくにないだろうから、海外のカジノなんてそう簡単には使えない。入れ知恵する人間は頭がいい。その知識は中途半端な理解力では使えない。墓穴を掘ったんだろうね。
国内分の残り一千万円は、そのままにして起訴するんじゃないかな。このくらいなら罪が確定してから回収してもいいし。
頭の無い鷺を丹頂鶴だっといったところで誰も騙せない。詐欺師には優れた頭が必要だ。




