表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
163/689

麦生らぬ 永久凍土に ホラ男爵

 極寒の地に唯一生ったのが、稀代のホラ男爵だった。芽が出るまでは安全だったが、ついに煮ても焼いても食えない毒だらけになった。


 病気で貧相な姿をさらしたくないと、どうせまた、影が演説するのだろう。国民にとっても本物かどうかすでに関係ない。宗教みたいなものだ。開祖は生きてようが死んでようが構わない。内容すら気にしない。誰が開祖であるかだけが重要なこと。


 同じわがままでも、中国人のほうがまだまともだ。悪事に対して罪の意識はある。なので隠れてこそこそ行なう。そういうところは日本人も同じだ。


 やふて芋も食えなくなったとき、彼らはいったい何をしようとするだろうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ