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八十八 超えて九十 粋な宵

 今日は八十八夜らしい。八十八は米のこと。米が食えるようになったというのは、一人前となったということだ。一人前の次はどこなのだろう。九十。八十八と九十で、はたと気付いた。


 粋という字は、八十八を超えた九十、つまり一人前を超えた先に粋があるのではないかと教えてくれているようだ。もっとも本来は、九十ではなく卒だったらしいが。より完全なものという点では、九十とした人も粋である。


 八十八手間ではなく九十手間をかけてこそ粋の領域に入ることができる。人一倍努力した先に粋が身につくのではないだろうか。九十夜を粋な宵と呼びたいものである。

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