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強制ハーレムの世界  作者: 紫藤 霞
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「話を戻しましょう。おっぱい大っきな小野寺さんはおっとりとした性格です、と」

「個人的に、近衛君は胸の大きな人が好きなの?候補者の人皆が皆胸大きいし。男の人ってそういうものなのかしら?」


女性人で一番胸が小さい桜さんがそんな事を言ってきた。

選抜理由を言って決して胸の大きさが戦力の決定的な差ではないことを証明。


口出してはいえないけど個人的には大きいほうが良いけどね!


「桜、そんな事を考えていたのか。俺の不徳か。今日はたくさん可愛がるから其れで許せ」

「やった、許します」


里美さん、そこまで深く考えていないかもしれないなぁと思いながら、話を進めていく。

おっとりとした性格だからか、機敏に動く事を苦手としている小野寺さん。

その分、母性的なイメージを持たれやすく誰にでも親しみやすい性格をしている、と


「あとはそうね、少し天然が入っているからたまにとんでもない事を言い出しかねないわね」


とんでもない事か。

少しそういう人が居てもいいのかもしれない。

ちなみにどんなことがあったのだろうか?


「突拍子も無いことを言い出すことがあるのよ。たわいも無い事話している時にふとした瞬間に飛び出てくる感じね」


どういった突拍子も無いことが起こるか楽しみである。

後は何か特筆すべきてんとかありますかね?


「そうね、成績は良い方よ。うっかりでケアレスミスがなければもっと上位にいけるって話は聴いたことがあるわね」


ふむ、秀才か天才か。

天然は言っているし天才の部類なのかしら?

そういえば皆さん結婚していますけど就職はどうするのですか?


「え?」

「ぬ?」


何か齟齬があった模様。

此方としては結婚してからも働くものと思っていたのだけれども


「しないわよ?結婚したら子供を生むことが第一。そして子育てをするのが仕事になる、と言えば良いかしら?」


なんと。

そういうものなのか。

ん?

いやまて、まてまてまて。

どうやって生活するの?


「子育てにはぶっちゃけお金がべらぼうに掛かると思うのですがその辺りは?」

「全部国からの支給よ。ピンクカードって言うのが貰えてそれでお金を払うの。その月に幾ら幾ら使ったっていう明細が役所に届くから変な物を買うと理由を提示する必要があるけど働かなくても良いのよ」



なんて便利な。

あ、でも逆に考えるとそれをしないと子供が死ぬからか

話を聞く限り結婚経験者、出産経験者、子育て経験者から相談をする事も出来る

出産率0.1%は伊達ではないのか。

皆さんには聞けないけど、之本気で人類滅亡への一歩を突き進んでいるよなぁ。


後はかな~り公共機関が働いているなぁ、と言う印象。


「次は佐藤さん。元気が良いのは良い事ですね」

「そうね、あの娘は凄く元気が良いわ。身体を動かすのが得意っていっていたわね。それで成績も悪くないから文武両道を素で通している感じね」


ほうほう。

身体を動かすのが得意なのか、あの胸で。

スポブラとかしっかりしているのをつけているのかな?

あえて問題があるとすれば


「なんというか、趣味から少し離れた場所にいそうな人なんだよなぁ、佐藤さん」

「そうね、佐藤さんだけほかの三人と少しだけ毛色が違う感じよね」


そ~なのだ。

この人だけ元気娘、と言った方が分かりやすい人なのである。

だから二の足を踏んでしまいかねん。

同棲したらその辺りも解消できるかな?


「そうだ、デートしてみたら分かるかもしれん」

「アグレッシブねぇ。あなたも意外と小野寺さんと同じタイプなのかもしれないわね」


天然と言いたいのですか?

失敬な、私は普通です。

まぁ、取り敢えずは問題なのは母性とかがあるかどうかってかんじかぁ

さてさて、どうしたものかねぇ?


「最後が野田さん。以前聞きましたが妹が居るとかで子供の世話が上手いんでしたよね?」

「うむ、飯田も悪い印象を持っていないと聞く。最も、自分のクラスメイト以外の女子とはあまり会話らしい会話が少ないから印象に残るのが稀ではあるがな」

「そんな稀なのが野田さん、と」

「家庭科の時間に料理を作ることがあってな。クラス合同でやる事もしばしばある。その時に料理を振舞ってもらったことがある」

「美味しいのよね、野田さんの料理」


女性からも高評価。

これはメモしておかねば。

悪い所は何かあるかな?


「見た限り突出して悪い事は無いわね。あぁ、家族構成が特殊ね」

「ほむ?」


特殊とな?

親父さんが居るとか?


「いえ、この子親に捨てられた経験があるみたい。よく言う孤児という奴ね」

「其れ特殊の一言で済ませて良いんですか?」


それってかなり大変な事だとおもうんですけど


「特殊の一言で済ませるべき問題なのだよ、近衛。そうでなければ親が居なければ欠点だ、と言う事になってしまう」

「成程。ちなみに孤児って多いんです?」

「うちの学校では少ないけど、多い所だと学校にいる2,3割は孤児の子供って言う場合があるわね。男性信仰って知ってる?」


初耳ですがなんとなく分かる自分が居る。

あれでしょ?男性至上主義者とかそんな感じで自分以外の女性は駄目な女性だとか決め付けるそんな人。

自分のことを棚にあげて


「そうね、そう思って貰って構わないわね。そういう大人の女性が一定数いるのが問題ね。とは言え、こういう女性が子供を4人5人とほかの親よりも子供を多く生むから困るのよね」

「男子欲しさ故に、ですか。法で規制は、無理か」

「産めよ生やせよが風潮になって婦人党の理念にも適っている処罰できないのよね。孤児院も一般家庭並み、とは言え無いけど整っているし」


其れは幸いである。

にしても子供を簡単に捨てる親が居てそれを処罰できないとか色々と終わっているなぁ~

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