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強制ハーレムの世界  作者: 紫藤 霞
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8

先輩のお嫁さんの名前変更。

主人公の嫁と間違っていた

即日引越し、と言う事にはならなかった。

がっでむ。


「じ~か~ん~が~な~い~の~に~!」


無闇に部屋でじたばた。

取り合えず、先輩達から貰った入学時の願書、其れと本人たちに書いてもらった結婚についてどう考えているかの作文を手に取る。

敵を知り、己を知れば百戦危うからず。

と言うわけでよみよみ。

ん~。

スリーサイズに身長体重って完全に個人情報だよなぁ

良いのかね、これ?

駄目だ、色々聞ききたい。

相談相手が必要だこれは

家族構成が何ゆえ重要なのかとか、その個人の家の収入とか書いてあるのも参考にしろというのだろうけどこんなもん後でどうとでもなるし

うむ。


電話電話。

かくかくしかじかま~るいたんとっと


「ふむ、それであれば家に来るとよい。細かい相談を受けよう」

「有難うございます。何時頃お伺いしても?」

「今から繰ればよい。近衛の場合は急を要すのだからな。時間くらい空けられる」

「本当に有難うございます。直ぐに向かいます」


そんな訳で石垣先輩の家に突入~

あ、電話番号は何かあったときのことを考えて全員分交換済み。

男子全員でも7人分の電話番号があるとか結構嬉しい。

元の世界でも電話番号交換する相手、少なかったからなぁ


さて高校になってもやはりボディーガードは真壁さん。

その真壁さんを引き連れて石垣先輩の家に


「ようこそ我が家へ。紹介する。幼馴染の(みこと)、一年次に結婚した(さくら)、二年次に結婚したあきらだ」

「命です。主人がお世話になっています」


社交辞令だろうけど素直に受け取っておく。

幼馴染の人が第一正妻、と言う事なんだろうなぁ


「それじゃぁ孝明君、私達は部屋の外で待っているね」

「後輩をあんまり悪い方向に進ませるなよ?」

「あ、ちょっと待ってくださいなお姉さま方」


香苗さん達が部屋から出て行こうとするので其れを引き止める。

どうせ同学年なのだから女子の視点からも意見が欲しい

そうおもって引き止めたのだがその意見は多いに驚かれる。


「普通は、あたし達に意見なんて求めるものじゃないからな。良いのか?女子の意見なんて?」


一番姉御肌っぽい晶さんがそんな事を言う。

その当たりどうなんです先輩?


「ふむ、晶の言う通り、結婚相手の相談に女子を入れないで話すのが普通だな。いや、とは言え近衛の場合は普通じゃないから居た方が良いのかも知れんが」

「どのように違うのですか?」


かくかくしかじかさんかくまるくしてっと


「あら、嫁候補が遠藤さん達なのね」

「それなら私達でも役に立てるかもしれないわね」


そういって相談に乗ってもらう事にしました。


さて、それなりの間人柄とかどういう正確なのかを聞くことが出来た。

首をコキコキならしながら纏めると


「遠藤さんは結婚願望がそれなりにあって子供も自分で育てたい。後子供多く欲しいと」

「今の時代だと子供を多く持つのは難しいけどね」

「まぁ、ハーレム作るくらいですからねぇ?」


他にも料理が得意で気配りが出来る。

反面、勉強はそこまで得意ではなく入学こそ出来たが順位は中ほど程度だと言う事。

いや、それでも十分凄いわけですけど


「この学校の上位は結婚願望が無い代わりに出世したいと言う意識が強いから」

「変な話、頭のねじが一本可笑しくなっているって訳だな」

「晶さん?」


里美さんが怒ってますという表情で晶さんをたしなめる。

でも言いたい事はわかる。

男子クラスに居ないのは当然だけどそういう人が私の事をすこしどうしたらいいのかという風な表情で見てくるときがある。

順位で上に立ちたい。

だけど相手は男子。

どうやって妨害をしたものか


そう言う事を小耳に挟んだ。

これは後で先生に相談でもしよう。

いっそのこと自分の成績下げても良いし


「ふむ。何か良からぬ事を考えていないかな?」

「気のせいですよ、先輩」


この石垣先輩はたまに鋭い。

考えが読めるのかと言うほど鋭い。

よからぬこと、なのかしらねぇ?

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