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強制ハーレムの世界  作者: 紫藤 霞
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7

そんなこんなで帰りの会。

クラスメイト達に同棲する?と言ったら先生に待ったを掛けられた私が居ます。


「何故お止めになりますか、安西先生」

「だ、だって同棲よ!?いきなりそんな事を言っても」

「一軒家が空いていると聞きましたよ?私含めて五人で過ごしても問題ない筈ですが」

「ちょ、ちょっと待ってて、先生の判断では許可できるか分からないから」


そう言って明日の授業内容の確認する前に職員室にすっ飛んで言ってしまった。

意外と先輩達よりも硬いのか?

いや、先輩達もかな~り、心配してくれたから普通の事か。


「と言う訳で、OKもらえたら同棲してもらいたいのですが良いですか?」

「いきなりですね。どうしたのですか?」


遠藤女史にそう問われた。


かくかくしかじか


「成程、まだご結婚されていなかったのですね。道理でほかのクラスと編成が違うわけです」

「年上好みなのは分かったが、私達と同棲なんて良いの?」

「不安材料が無いというと嘘になりますがまぁ、先輩達の事信じていますし、相手を知るなら少しでも長い時間一緒の方がよいですからね」

「あ、私たちのことを先輩って呼ばなくていいわ。先輩後輩の中だと堅苦しいでしょ?」

「そう言って貰えるとありがたいです」


取り合えず一歩ぜ~んし~ん。

同棲自体は反対する事は無いみたいだからあとは先生達の判断か

そういえばこのメンバーで料理できる人いるのかしら?


「皆さん料理作れます?」

「私達四人なら、問題ないわよ。之でも料理の腕前はそこそこあるから」

「ほほぅ?」


つまり、料理選手権とかしても良いか。

よし、同棲したら早速してみよう


「ちょっと待って、私は自分の物ならってレベルなんだけど」

「何言っているのよ、胃袋を押さえて離さないようにすればいいでしょ?下手じゃないんだから大丈夫よ」


佐藤さんは料理が苦手っと。

謙遜か本当かはさておき、料理も普通にこなせるのはポイント高い。

さすが、母性本能が高くて見た目が大人っぽいお姉さんタイプなだけはある。

うむ


「でも本当に同棲していいの?自分の時間が無くならない?」

「元々ボディーガードに四六時中見張られていた生活に比べれば断然自由ですし」

「あら、男性だと本当にそういう風にされるのね」

「街に出て買い食いとかしてみたいです。はい」


そんな感じで雑談する事1時間ほど。

校内放送で呼ばれたのであった


「あ~。校長先生にまでお話が回ったのかな?」

「それはそうよ。同棲よ?普通なら結婚した相手としかしないんだから普通よ」

「そういうものですか。取り合えずいってきます」

「いってらっしゃい~」


クラスメイトに見送られてとことこと校長室に。

で、校長先生ほか数名の先生がおられる。

知っているのは校長先生と教師の安西先生くらい。


「それで近衛君、同棲の件なのだけど」


校長先生が口を開く。

この問題は意外と根深いのかしら?


「本当に、良いのね?後からやっぱりやめますとか言うのは無しよ?」

「えぇ、私は別に構わないですし」

「君には女性だどれだけ危険か分かっているのかしら?」

「この学園ではそういうのは無いとおもっていますので」


色々と質問があったけど其れ全部に素直におもっている事を答える。

当然、教師たちにも困惑の色は隠せない様子であり、普通ならこんな事を考える人も少ない。

いや、正確に言おう

こんな事を考える男子は居ない。

それほどの事なのである。

それでも区長とのお約束もあることだし許可して欲しいなぁとおもう私なのでした。


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