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強制ハーレムの世界  作者: 紫藤 霞
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んで、話題は私がいまだに独り身だということにシフトしていく。

今月中に嫁を取らねばならんのだと言う事を言うとクラスメイトたちの結構詳細なプロフィールを教えてもらった


「それにしても京谷はいいの?一年生から嫁を取らなくて」

「そうだな、三年が一年に編入とは言え彼女たちも就職活動がある。普通のクラスメイトよりも知る機会が少ないかもしれないぞ?」


唐突に呼び捨てで下の名前を呼ばれた。

小田原とやらはそういうのに気にしないタイプなのだろうか?

まぁ、男子に呼び捨てにされるのなんて本当に何年、10数年ぶりなので感慨深い。

そして飯田先輩も心配そうに気にしてくれる。

良い人だなぁ、飯田先輩。


「まぁ、年上が好みですし。そのあたりはしょうがないと思っています。と言うかいっそのこと全員と同棲でもして決めちゃおうかと」

「思い切った事を考えるな」


最年長、と言うよりもこのグループのリーダー?の石垣先輩が言う。

そうだろうなぁ、私も地味にこの案は思い切った感じが否めないし


「とは言え、一月で問題が無い女性と結婚しないといけないので普通にして居たら圧倒的に時間が」

「それもあるな。だが、同棲をするとしたらかなり身の危険を感じはしないかね?」

「逆に聞きたいのですがそういう行為をする人っているんです?この学校でも」


この学校に入ってきた人間なのだ。

そういうのにも耐えられるのではなかろうか?


「そうは言うが人間、餌を目の前にぶら下げられればそれに食らい付いてしまうと言うもの。同棲なぞ女性にとっては据え膳だぞ?」

「あ~う~、そう言われると、困る」


逆にもとの世界で考えれば美少女と一つ屋根の下。

同じく同棲するのはその美少女を奪い合う男達

そりゃ、襲い掛かりもするか~


「まぁ、襲われたら襲った人を退学処分にしてもらうとして」

「当然の処置だな。だが、同棲はやめない考えか」


私美少女じゃないですし

まぁ、それに


「結婚できなかった時の罰則がきついので」

「特例で入ったんだっけ?罰則はどういうのに?」

「最初の一月で一人嫁に出来なかったら次の一月で二人、さらに駄目ならその次で四人嫁にしろ、と言う内容です」

「其れは、また厳しいね」


そう、あの区長地味にそんな罠を仕込んでいたのであった。

やり手であった。

と言うわけで即効一人眼は嫁にしないといけないのだけれども


「石垣先輩、飯田先輩、私のクラスメイトって同期ですし色々と教えて欲しいのですけど」

「無論、教えるとも。外れを引かせるわけにはいかないからな」


と言う事でさらに突っ込んだ情報を得ることが出来ました。

と言うか、何ゆえスリーサイズまで知っているのです?


「あれ?説明とか無かった?この学校の女子の基本的なプロフィールは男子生徒なら閲覧できるよ?」

「基本的な、と言うとどの程度ですか?」

「え~っと、何だっけ?先輩、高校入試の時書いた紙があったと思うんですが」

「願書の事?」

「そう、それです。願書に書く事とか家族構成くらいは問題なく把握できるようになっているんだよ」


それには同じ一年の二人もびっくり。

そこまで見れるのかこの学校

願書に書かれる内容って言うと住所氏名年齢に志望動機か。

ふむ、志望動機は見てみたいかもしれないなぁ。

とはいえだ。


「違うクラスなのは承知で、知っていることがあれば教えていただければ幸いです」

「そうだねぇ。やっぱり違うクラスだから知っていることは本当に少ないけれど、君のクラスに言った女子は優しい子の筈だよ。悪い噂は聞いた事無いかな?」

「そう、だな。しいて言えば野田か。以前ちらりと聞いた程度だが子供の世話が上手いそうだ。妹が居てその影響からか子供への対処方法を学んだと聞いている」


おぉ、意外なところから情報が来ましたよ。

強面の石垣先輩からそんな事を言われる野田さん、野田先輩?

メモしておこう。メモメモ


「後は近衛の、あぁ、呼び捨てで構わないかな?」

「えぇ、全然構いませんよ先輩」

「すまんな、クラスメイトにも呼び捨てを頼まれていてその影響でな。近衛のクラスメイトは皆胸が大きいがそういう趣味か?」

「「母性本能が高くて見た目が大人っぽいお姉さんタイプ」と言ったら皆さん胸が大きかったです。嬉しい限りです」

「本当に大人の女性が好きなんだな、近衛君は」

「あい。高校入学するか年上と結婚するか悩むレベルには」


別段、30代の女性と直接結婚してもよかったと言えばよかった。

とは言え、だ


「けどもまぁ、先輩達が楽しそうな学校生活を送っていたので学校に通うのを選んだ次第です」

「僕達の影響があったからなんだ。これは、責任重大だったかな?」


笑みを浮かべながらそう答えてくれる先輩方。

うむ、この人たちと一緒なら楽しい学校生活を送れそうである。

そう思った男子会の一幕なのでした。

何時になったら女の子といちゃいちゃするんだろうかこの主人公は

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