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「え?女子生徒の料理を食べてみたい?」
「それはまた、どうして?」
そんな感じで男子会。
基本はお茶会があれば男子会あり、ですからねぇ。
で話の話題はお茶会の話題。
そこから私が料理食べてみたいなぁと言った所。
「先輩達にお聞きしたいのですが、こんなご時勢ですけど異性の料理にご興味は?」
聞かれて先輩達は顔を見合わせる。
へんなこと聞いたかしら?
と思ったので思ったことを口にする。
先輩達は困惑した表情で
「それは、まぁ、食べてみたいとは思うけどね?」
「誰かのを食べてのなら、全員のを食べねばならぬと思うと、な」
あ、一応は食べてみたいんだ。
ならばごそごそ
「じゃじゃ~ん。今回のお茶会で出た粉ノ上堂のお菓子です。どうぞ~」
「む?それはあの有名な?」
「らしいです。余ったので貰ってきました」
もぐもぐ。旨し!
「待て待て近衛、キミは食べてきたのだから遠慮しよう」
「こっちのお菓子貰いますね」
「あ、先輩ずるいですよ!」
行列の出来るお店
予約もやっているが2ヶ月待ちという超人気店のお菓子はやはり人気であった
皆で食べながら美味いなぁと言い合う。
美味しいものは美味しいのです。
「其れで話は戻りますが、もし食べれるなら美味しい料理食べたいですよね?」
「ん? それはまぁそうだが」
「じゃ、料理大会なんてどうでしょう?」
「料理、大会か」
ふむ、とお菓子を食べながら悩まれる。
問題あるのかしら?
「無い、とは口が裂けてもいえんな」
「元々そういうのには厳しいからね」
「毒見を誰がするのか?という問題もあるからね」
毒見。
毒見と申しましたか。
それ必要ですかね?
「一応自分が希少な男子出ることは自覚しよう、ね?」
「自覚してますよ?」
「京谷の場合は自覚が薄いと思うよ?」
酷い言われ様ではないか!
激おこぷんぷん丸じゃ!
「激、なんだって?」
「昔小・中学校で流行ってました」
元の世界で流行っていたのだけど、これはまぁ良いとして。
渡しそんなに自覚ないかしら?
いや、自覚無くても良いのだけれど
ま、それはそれとして
「毒見しなくても良いじゃないですか。美味しい料理なら食べたいのでしょうし」
「いや、まぁ、そうだけど」
あれか、嫁さんが怖いのですかね?
嫁の料理以上の人がいると困るとか?
もしくは謎の校長先生の威圧があるとか!
「それは謎とは言わないと思うが」
「正直に言うと食べたいよ?でもやっぱり怖い、と言うのがあるかな?」
「怖い、ですか」
う~む、これは意外と根深いのかしら?
まぁ、無理に食べさせる訳にも行かないし
何かがあっては一大事だしね
料理大会は難しいようです、まる。




