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強制ハーレムの世界  作者: 紫藤 霞
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それから少しの間時間が過ぎて高校に入学。

晴れて一年となった私は男性の同級生を探しに出てみる。

すると今年は当たり年、と呼ばれる年でなんと私を含めて男性は3人も入ってきたのであった。

男子クラスは嫁の第一候補と呼ばれる物でそのクラスメイトを嫁にとることが多い。

なぜならば、男子が学校側にこういう傾向の女子をクラスメイトにして欲しい、と言う事ができるからであった。

その為に第一候補がクラスメイトとなる。

ちなみに私の場合はちょっと特殊で現在の3年生の生徒が同じクラスメイトである。

以前にもいったかもしれないが、私は年上が好きだ。

精神的には子供と変わらないが肉体的には年上なのでよしとする。


と言うよりも、良しとしないといけない。

入学までにあったことなのだが


「30歳以上の女性をクラスメイトにしてください」

「無茶を言うな」


と言う事が有った。


「一応クラスメイトはこの学校から選んでもらわないと意味が無いのだが」

「でも男子の要望は第一に考えられるんですよね?」

「基本的には、な。男子だけのクラスで、と言うのも却下はしている」

「私の場合は何故駄目なのでしょう?」

「教師でさえ30になって無い人が大半の学校でそれが出来るか!」


がっでむ。

学校の先生、其れも共学の先生ともなればかなり優秀な人材が必要な筈なのに教職員も若手だけで回しているという。

其れで大丈夫なのだろうか?

大丈夫だから今まで問題になっていなかったのだろうけども


「ではクラスメイトは学校の先生ということで」

「其れも無理だ。高校教員と言うのは其れで居てかなり忙しいのだ。頼むから前例の無い事を言わず現実的な事を言ってくれ」


土下座された。

ガチの土下座を目の辺りにしてしまい折れざるを得なかった

妥協案として差し出したのが3年生の女生徒をクラスメイトに、と言う事であった

これもそれなりに難色を示したが、他の案よりはましと言う事でこれで通る事になった。

当たり年なのだから私程度が居なくても何とかなるだろうと思う。

それで選ばれた女生徒4名。

それが私のクラスメイトになった


「先生、少なく無いです?」

「近衛君の要望に沿うのがこれしか居なかったのよ。母性本能が高くて見た目が大人っぽいお姉さんタイプ、だったわよね?」

「えぇ、間違いないです」


年上が好きだから

年上が大好きだからしょうがない


同年代の女子では持てない様なお姉さんタイプの女生徒達が今クラスメイトに居る。

それだけで結構幸せな物であった

と言うわけで自己紹介。

自分から話しかけていく


遠藤えんどう 香苗かなえよ。宜しくね?」


黒髪ロングの綺麗なお姉さんである。

もともとの日本にいそうな感じの女子で居たら居たで高嶺の花であろう遠藤女史


小野寺おのでら 里美さとみ君の好みに合っているみたいで光栄よ」


此方はクラスで一番胸の大きな女子。

何でもメートル級はあるらしいその胸に一度は埋もれてみたい物である。


佐藤さとう ゆい これから宜しくね!」


元気な女の子、と言う感じである。

この子だけ大人っぽいから少し外れるのではなかろうか?と思わなくも無いが胸も大きくて宜しい



野田のだ 美咲みさき今日から宜しくね」


此方も母性本能が高そうな人である。

当たり前だが皆日本人である

日本人なのだが、遠藤さん以外髪の毛の色が赤とか青とか金だったりする。

これも変な話だが日本人なのに黒髪、茶髪以外も普通に存在している。

髪の毛の色や瞳の色は本当にもとの世界とは違い多種多様になっている。

それこそ、外人さんですか?と幼少期に思った相手が英語苦手で日本語しか出来ない人だらけだったのに驚きを隠せなかった。


まぁ、兎にも角にもこのメンバーから嫁を選ばないといけないのは、確実なのであった

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