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強制ハーレムの世界  作者: 紫藤 霞
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結論から言えば本当に居なかった。

というよりも美咲家のメイドさんがドアを空けた先にずらっと並んでいるのを見た時は何事かと思いました。

美咲さんの親も喜んでおりました。

名を「香織(かおり)」さん

この方が一番喜んでいましたね。

実の娘が先輩方に選ばれなかったのでもう結婚は諦めていたそうだ。

そこに湧いた、文字通り降って湧いて出た結婚話。

一時期は狂喜乱舞で踊っていたとか。

何を踊っていたのかが非常に気になりますが

まぁ、そんな訳で凄く喜ばれています。


「それにしてもうちの娘をね~。世の中どうなるのかわからない物ね」

「もう、お母さん」


此処だけ切り取ってみれば確かに普通の親子。

周りに普通に居るメイドさん達が居なければ、ではあるのだが。

まぁ、そういうものなのだと思うことにする。

それにしてもメイドさんも美人さんが多い事、多い事。

いや、普通にこの世界美人が多い。

何故なのかは知らないが

美人が多い分には問題など無いので気にした事も無い。


「京谷さん?」

「なんでしょう、美咲さん?」


声を掛けられたので問いかけ返す。

何かあったのだろうか?


「いえ、今までの経験から母にも声を掛けるのでは無いかと心配したのですけど」

「声掛けても良いのであれば」

「お願いだからやめてね、京谷君?」

「そうよ、京谷」


ぽむ、と香苗さんに抱きしめら、結さんに止められる。

抱きしめられれば当然その柔らかな胸に抱きしめられる形になる。

私にとっては幸せである。

ただまぁその光景がとても驚かれながら見られる。

メイドさん達どころか、母親の香織さんにも驚かれてしまった。


「え、えっと、そんな事しても怒らないの?」

「基本、嫁達からのスキンシップを拒むことはしませぬ。余程のことがあれば断りますが」

「京谷が拒んだ所、見たこと無いわ」

「そりゃぁ、拒む理由が無いですし」


拒む理由があれば拒むし、無いなら受け入れるのみ。

ただそれだけなのである。

なのだが

たったそれだけの事にいたく驚かれると言うのは何ででしょうかね?


「あ、いえ、私のときとは全然違うなと」

「そうなんです?」

「えぇ、私の時には男性に視線を合わせるだけで拒絶されてたわね。ねぇ、詩織(しおり)?」

「はい、奥様。私の時も同じようなものでしたね」


それはまたなんとも男性のガードの硬い時期でしたね。

いや、そう言われてみれば先輩達もそこまで硬いわけでは無いけど意外と身持ちが硬いなぁと感じたことがあるか。

私が例外なのかも知れぬ


「そうだったの?お母さん」

「えぇ、だから近衛君みたいな子は貴重なのよ。良い美咲?絶対に手放したら駄目よ?」

「私の方からは手放したりはしないのでご安心を」

「本当に、珍しいわね」


珍しいのかそうなのか。

これで熟女趣味です、とかいったらもっと面白いことに!


「駄目よぉ、京谷君~」


そんな事を考えていたら里美さんから待ったを掛けられてしまう。

ぐにゅっとその豊満な胸に埋もれる。

香苗さんと里美さんのダブルで抱きしめられるという状況になった。

視線は塞がれてしまい、呼吸が怪しくなる。

ちょっとまずいのでじたばたするが、こちらの方が小さいので抱きしめている二人を振り払うことが出来ない。

その間にも母親が凄い顔で此方をみていたそうだが、実際に見れていないのでよくは分かりませんでした。

ただまぁ、この世界でのあり方が異常なんだなぁ、という事は理解できた私なのでした。


その後は特に語ることは無い。

しいて有るとすれば、実はこの時美咲さんに母親のほうから私こと、近衛京谷を1日貸し出してはくれないかと打診が有ったらしい。

無論、いかに母親の頼みでも其れは聞けないとお断りしたそうだ。

私としては全然、全く、なんの躊躇も無く許可していただろう。

なので、別に美咲さんを怒るような事はしない。

今のうちは、美咲さんの母親からも好意的に見られていると知っただけでも良いと言うもの

次回以降の美咲さん家に家庭訪問するのが楽しみですけどね!

総合評価100P突破。

皆様本当に有難うございますm(_ _)m

これからも頑張って書いていきたいと思います

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