表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
強制ハーレムの世界  作者: 紫藤 霞
34/51

34

翌日。

学校があったけど社会化見学、と言う事にして里美さんの会社に乗り込んだ。

最初こそもの珍しいと注目を受けたが仕事に戻れ~という号令と共に戻っていった。

で、里美さんが本当に社長さんしている姿を見て元の世界でも見れなかったものが見れてよかったなぁとか思っていたのだけれど


「だから、これだと収支が赤くなるわけで」

「でも慣習もあるからこれ以上上げるわけには」

「だからと言ってこっちが損害受けるなら受ける意味合いも少ないかと」


会社の会議に参加することになってしまった。

事の起こりはつい先ほど。

新米の社員さんの案件をちら魅した時に可笑しい点を指摘した事に端を発する

そこから、あれよあれよと言う間に同僚が集まり討論が始まって

上司が何打と言う事でやってきて

そんで、あ~でもないこ~でもないと話をしていたらいっそのこと会議室で話あえと里美さんに言われてこうなった。


で、会議といえば元は会社員の私の出番。

あんまり偉くは無いとは言え、経験だけは豊富だった会社員時代。

無理無茶無謀の三拍子揃っていたブラック案件でもこなしてきた私

そんな私からしてみればこの世界のなんと甘いことか。

なぁなぁでいくつかやっていた部分があるので其れを一気に直す所から始めてみました!


「で、私は年上の女性にちやほやされに来た筈なのになぜ仕事をさせられているのか」

「京谷君の指摘が的確だからよぉ~」

「京谷さんって、まるで経験者みたいでした」


実は経験者です。

とは、いえないので曖昧に言葉を濁す。

それにしても私程度の指摘からよくもまぁ会議にまでなった物だなぁ


「それはそうよぉ。利益になる事なら何でもやってみることが重要なのよぉ~」

「そうね。それについては社長に同意します。ですが、部外者に社外秘の事柄まで見せて宜しかったので?」

「いいのよぉ~。家族に隠し事はよくないわぁ」


秘書の方が里美さんにそんな事を言っているのが聞こえてしまった。

社外秘の事だよね、普通。

良いのかねぇ?


「で、里美さん里美さん」

「何かしらぁ~?」

「私をちやほやしてくれる年上女性を至急呼んでください!」

「駄目よぉ~」

「じーざす、がっでむ!神は死んだ」


がくりと膝を付き、四つんばいになる。

まぁ、無理は承知だったが駄目とはっきりと言われるとは

何故に駄目なのか?

私が年上大好き人間だからだろうか?


「社長、この方がご結婚なさる男性ですか?珍しい方ですね」

「そうよぉ。丁度碇さん位が好みの女性なんですってぇ」

「はぁ」


物凄く不審な目で見られている。

そんなに珍しいかな?

珍しいか

普通はこういうところに男性は来ない

さらに言えば会議にも率先して参加しない。

なにより女性は同年代で決める物。

そういうことになっているからなぁ

というか、だ。


「もしかして里見さん、やきもち焼いているですかね?」

「ふ、ふぇ?」


物凄く、動揺された。

あれ、意外と正解だったりするのかな?

んもぅ、あれだけ色々としていたから大丈夫だと思っていたんだけどなぁ。

だけど口には確かに出して居ないか


「里美さんや、私里美さんが好きですよ?ちやほやされてそのまま年上女性の方にいっちゃうとかそこまではしないですよ?」

「え、ぇ、あの、え?」


もはや誰というレベルでおろおろし始める。

そういえばこういう言葉を口に出したこと、あんまり無かったからなぁ。

香苗さんにはよく言うけど、ほかの嫁候補には言っていなかったか。

うっかりうっかり、と思いながら里美さんが元に戻るのを待つのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ