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強制ハーレムの世界  作者: 紫藤 霞
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休日~


「やって来ました、美咲さんのご自宅です!」

「いや、あの、なんで野田さんの所なの!?」


結さん良い突っ込みです

何故って?


「私が一番興味ある場所だったからです!あと近かった」

「後者!?後者の理由ですよね絶対!」


知りませぬ

まぁ、実際は孤児院を見てみたいという理由があります。

美咲さんには言えないけどね

と言う事でやってきたのは孤児院。


「小さい子が多いですな」

「それはね、中学まで行けば寮があるし、住み込みのバイトとかもあるから基本は出て行くわね」


あっけらかんとした表情で結さんが答える。

結さん、結構美咲さんと仲が良いらしく此処にも通っているそうだ。

ふむ、あんまり悲観した感じでは無い、と言う事か。

それにしても向けられる視線が痛い。

好奇心の眼差しで痛い

私的にこの年代の子供から向けられたことがない視線の類である。


「して、そこの少女よ、何故見つめているのか?」

「男の人が居る~!変なの~」

「うむ、立派な男子だ。少女の学校には居ないのかね?」

「居ないよ~?前は居たけど遠くの学校にいっちゃったって」


おぉぅ、重い、重いよ少女よ。

それはあれか、生き長らえる事が出来なかったのか。

こうしてみると孤児院のなんと人の多いことk。

そして、当たり前だけど男子生徒の姿は、ない。

さらに学校でも男子は生きることが出来ない。

いやはや、どんなディストピアだと言わ無いといけんな

すると、とてとてと置くからどなたかがやってきた。


「か、神流(かんな)!すみません、この子みたいなやんちゃばかりで」

「いえいえ、私は気にしません故に」


んで、さっきの少女が神流とよばれて

今来たのが孤児院のスタッフというか先生?


「先生、こんにちは」

「あら美咲。よく来たわね」


年齢は30前後、か?

こういうのを運営するには若いかも知れないが中々の人っぽい。

ちなみに私、人の年齢当てるのが得意なので大体間違うことはない。

間違うことはない!


「で、先生さん自己紹介と年齢とスリーサイズを」

「え、え?」

「きょ・う・や・く・ん?」

「せめて名前だけでもぉ~!?」


背後から凄まじい怒気を感じる。

しかし私だって男の子

この程度の事では少ししかたじろがない!


「結、諦めた方が良い」

「そう、そうね。先生、こっちが近衛京谷君。私の結婚予定の相手です」

「始めまして、近衛京谷といいます。以後お見知りおきを」


ぺこりと頭を下げる。

その様子に驚くような顔をしてから笑顔になった先生

一つ、咳払いをしてから


「私はここで先生をしている野田 あずさ(のだ あずさ)と申します。美咲がお世話になっているみたいね」


野田?

ちらりと結さんの方を向くと理由を教えてくれる。


「孤児院はね、皆苗字がないの。だから大体は先生の苗字を貰って先生の子供みたいになるのよ」

「ほう、子沢山ですね」

「いやねぇ」


ころころと笑う野田さん。

あずささんと呼ぶべきか、悩む。


その後は学校であったこととか、学校での近況を孤児院の中で話す。

色々と驚かれる先生の姿を見ることが出来てちょっと幸せです。


「京谷君はぁ、本当に年上がすきなのねぇ~」

「大好きですよ?皆さんほどではないですが」

「本当、京谷?」

「其処は信じてお嫁さん」


香苗さんにまで信用されて居ないとは!

いや、年上好きだと公言していたからしょうがないにしても!


「あらあら、こんなおばさんが好きなんて口がうまいわね」

「先生ぃ、違うんですよ、京谷君ってば」


そして始まる結さん愚痴タ~イム

色々と溜まっていたのか先生に私や香苗さんや私や香苗さんの愚痴をば

いや待って欲しい、香苗さんは兎も角私の愚痴が多くないか?

そう思っても言えない感じのようすでした。


「あらあら、楽しそうにしているのね」


そしてこのあずささんという方、中々に強い。

そう思いましたとさ、まる


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