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強制ハーレムの世界  作者: 紫藤 霞
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学校では今日も今日とて3学年の勉強た~いむ。

男子生徒は登校して嫁探すのがお仕事。

なので基本的に必須カリキュラムと言う物が存在しません。

その当たりは楽で良いけど、嫁を探さないといけないのが一番難しい。

何しろ、一生物の問題だからね

なのでさて今日はどうしようかと考えてみて


「そうだ、クラス間交流しよう」


そう思いついた。

唐突に呟いた言葉は、先生の声しかしていない静かな教室に響いた。


「あの、近衛君?」

「なんですか安西先生?」

「いきなり何を?」

「いえ、ほらお茶会がああなった訳ですし、少し位は交流持たないといけないかなと」


この返答には流石の安西先生も困った表情を浮かべる。

先のお茶会は、取り合えずどうにかはなった。

どうにかはなったが、良い結果とはいえない

ならば、自分から動か無いといけないかと考えた次第。

そういうことを先生に伝えるとさらに困った表情になった


「あんまり気にしすぎちゃ駄目よ?」

「気にしすぎですかね?」

「気にしすぎよ、京谷」


嫁の香苗さんからもそう言われてしまう。

しかし、だ

嫁をとらないとは言えだ

完全お断り状態を作ってルカや康人達に迷惑をかけるわけにもいかぬ。

人間、自分だけで生きているわけではないのだからなぁ


とかいったらさら~に困った表情の安西先生が唸っていた。

何故?!


「京谷君、良いかしらぁ~?」

「なんでせう?」


里美さんが呼ぶのでそっちを向く。

そうするとぽすん、と抱きしめられた。

え、なんで!?


「そういうのはね、気にし過ぎたらいけないのよぉ~?大丈夫、女の子も強いからぁ~」

「それはそうなのかも知れませんが。後なんで抱きしめられているので?」

「趣味よぉ~」


趣味と来たか。

それでは払いのけられないではないか


「京谷君、払いのけて良いから。そういう所が京谷君は甘いのよね」

「そんなモンですかねぇ?」


例の如く結さんに突っ込みを入れられつつ、その豊満なふくらみを堪能していく。

やわらかくてやはり気持ちが良い。

このまま寝てしまおうかしら?


「近衛君、一応此処学校なんだけど」

「あ、私は気にしません故」

「気にしてっていっているんです!」


安西先生に怒られてしまった。

仕方ないので里美さんから離れてから、改めて


「でもクラス間交流が有りって言うのは割とまじめな考えですよ?」

「う~ん、訳を聞いても?」

「さっきも言いましたが、単純にルカと康人、私に来る筈だった分が二人の重荷にならない点。それと」


此処でちょっと悩む。

言おうか言わないか

悩んだけど、結局は自分だけでは解決できない事

なのでやっぱ言ったほうが良いか


「猫被っている人、炙り出せますよ?」

「それは」


これでも元々の大人だったのだ。

年相応的な物の見方も出来ない訳ではない。

そういう意味で言うならこの学園一、人を見る目があるといっても良いだろう。

自画自賛になるけど


「人を見抜くのは得意ですので」

「それで近衛君が危険に晒されるのは」

「先生が居るでしょう?危なくなったら止めてくださいな」


安西先生はこうみえて有段者。

この世界において下手なボディガードより強い。

ならば、其れを使わない手は無い。

ついでに言えば先生の高感度を上げておけばいつかお茶会をしてくれるかもしれない。


「京谷さん?邪念が出ていますよ?」

「おっといけない。で、どうでしょう?」


美咲さんに突っ込みを入れられるとは。

しかし、たぶんあれだけではすまない筈。

後もう何人かは猫被って入学してきた人が居る筈。

或いは、人の話を聞かない人。

そういう地雷は排除しておくべきに限る


「そう、ね。少し待ってて。私の判断では手に余ることだから」


と言う訳で、前回の同棲のとき同様に、校長先生にまで話がいくことになるのであった。

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