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「私?願書に書いてあった筈なのだけれど」
「誕生日を重視する男子ではなかったので」
世の中には風水を行い誕生日で相性のよい人を選ぶ男子も居る。
私はそういう事に興味なかったので全く覚えてない
ついでに言えば
「やっぱり、そういう個人情報は本人の口から聞きたいです」
「変わってるわぁ」
そんな馬鹿な。
里美さんみたいな天然な人から突っ込まれるとは
「其れは酷くないかしら」
「いや、里美さんは否定しきれ無いと思うわ」
結さんがきっちりと突っ込んでくれた。
まぁ、それはさて置き皆さん教えて~
「私は12月8日ね」
「私はぁ9月22日よ~」
「あら?里美さん私同じ誕生日なのね」
「私は4月28日、ね」
香苗さんが5月8日
里美さんと結さんが9月22日
美咲さんが4月21日っと
成程な~
「でも急にどうしたの?」
「1年男子の談笑会でお話のネタになりまして少し気になったので。一番近いのは美咲ですね~」
「そうね、私みたいね。祝ってくれるのかしら?」
「祝いましょう、祝いましょう。こう言う事は祝う事です」
うむ、誕生パーティー、という年ではないけど誕生日を祝われるのは何時になっても嬉しい物である。
多分、きっと、おそらくは!
私の趣味の範囲にドストライクの女性はあまり好きではないかも知れないけれども
その時は私の嫁になった時にでも好きになってもらおう。
それにしても
「近い、って言うか美咲さんの誕生日が過ぎてますね」
「あぁ、そう言えばそうね」
「是非祝いましょう。家族なんですから祝っても可笑しくないです!」
「そうねぇ、それはよいと思うわぁ」
「そうね、美咲、素直に祝われなさい」
そういう事で誕生日を祝う流れになった。
こういう風に仕向けたのは私ですけどね!
そんな訳で誕生パーティー。
主賓も交えて料理は皆で作った。
美咲さんの提案で自分も私と一緒に作りたいと言う事だったのでそれをかなえる形に
前に結さんがそこまで上手ではないと言っていた
だがやはりあれは謙遜だった様で皆と同じ位に料理の手際がよかった。
この世界、実はレトルト料理も物凄く美味しい。
それこそ独り身の女性が自分で料理を作らなくても良いレベルで美味しい。
栄養バランスも整っているのがさらに凄い所
そんな訳で料理が上手ではない女性も少なからず居る。
だから少し心配をしたが大丈夫だと知ってほっとしている。
そもそも結さんは子供の相手も上手と聞くから料理もその過程で覚えたそうだ。
そんな訳で元の世界で言うところのコンビニ弁当が存在しない。
コンビニ事態はあるが元の世界ほどではなかった。
夜にも開いているので飲み物が欲しかった場合などはやはり重宝する。
お酒は飲めないがな!
後はプレゼント。
地味にこれが悩んだ。
何せ元の世界では彼女すら居なかった私である。
その上此処は異世界
価値観とか同じ物ものもあれば違う物も多い。
なので、本人に直接聞いてみた
「ほしい物、して欲しい事などありますかぇ?」
「そう、ね」
少しの間悩んでから
「それなら、今度抱き枕になってもらえるかしら?」
「喜んで」
そういう事になった
そういう事になった!
良いのだろうか?
私が幸せすぎる!
ちなみに傍で里美さんと結さんも話を聞いていたので
「あ、い~な~」
「里美さん、私たちのときも同じ物をお願いしましょう!」
「良いわねぇ~」
なんか、里美さんと結さんも私を抱き枕にすることが決まった模様
嬉しいけどね!
眠れない日を過ごす事になりそうだ




