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「香苗さん香苗さん」
はてな顔をした香苗さんが此方を向く。
今は家に居てラフな格好のままでいつもの様に皆が寛いでいる。
そんな中香苗さんに本題を言おう
「結婚してくださいな。最初のお嫁さんで」
「良いわよ、京谷が其れを望むなら」
それから数瞬してから周りから驚きの声が上がる。
みながみな喜んでくれているのが分かる。
ただし
「京谷君、やり直しで」
「そうねぇ、出来たら香苗さんのためにも告白をやり直したほうがよいと思うわよ?」
「うんうん」
満場一致でやり直しを要求されました
告白そのものは問題ないみたいなのだけれどやり方に問題があった模様。
え、やり直すの?
「私は之でもよいけれど」
「良いですか、香苗さん。女の子の夢がかなうなら、せめてもう少しロマンチックにしましょう。服もそれなりにしてとか」
香苗さんは自分の格好を見て駄目なの?と皆に言うと駄目ですと皆に言い返されていた。
そして私もこういう状況じゃなくてもう少しロマンティックな状況を作って欲しいとのこと。
つまりはあれかな?
自分の番になったときもそうしてほしいとかそういう理由?
「え、それって私たちも貰ってくれるの?}
「少しの間でも一緒に過ごしてみて、気軽に話せる間柄になったんですから。私としては結婚したいなぁと思いますけど」
「京谷さんは懐が広いんですね。でもそれならやっぱりやり直しましょう。私たちも今みたいなプロポーズより風情のある方が嬉しいですから」
笑みを浮かべながらそういう里美さん。
ふむ、其れは考えてなかった。
取り合えず期限が近いから先に学校と区長に報告しましょう
そういうわけで少し遅めの一人目の結婚相手を四月中にゲットいたしました。
「そう、それは良かったわね。心からお祝いするわ」
「有難うございます。渡辺さんのお陰でよい嫁をもらうことが出来ました」
「あらあら、そう言ってもらえるならあの時頑張った会があったというものよ」
「やっぱり迷惑は掛けていたんですね、すみません」
「いいのよ、今が幸せなら。それじゃぁ、これからも頑張ってね」
「渡辺さんも。それでは」
区長さんへの報告完了っと。
最初に親に報告したら泣きながらやめましょうとか言うから困った物です。
後は校長先生に報告か
色々な人に報告しないといけないのが難点だなぁ
「そうか、同棲成果はあったということか」
「ですね。ただ、強制するとかなり男性側は厳しい立場になるのであんまり良い前例では無いですけどね」
「ふむ、問題点もあった、と言う事か。後でどの辺りに問題があったか箇条書きで良いので安西先生に提出するように。前例が無い事だけに色々と意見が欲しい」
「了解いたしました。ついでに前例が無いということですしお茶会は外部のOBとか30台の女性を」
「無理だと言っているだろうが!」
ぐぬぬ
年上属性もちなのだからしょうがないではないか~
そうは思うけど無理なのは分かった
けどもそれでも何度もいえばもしかしたらチャンスあるかもしれないし何度も言う事にしよう。
まぁ、取り敢えずは嫁と居ちゃいちゃしつつ何処でやり直したいか聞くか~
「そう、ね。あまり深く考えた事が無いから私は京谷に合わせるわよ?」
「ありゃま。あ、そういえば六月だが七月だがに他のクラスとお茶会やら無いといけないんだっけ?」
相手も困っている様子なので別の話題を。
お茶会と言う名の男子と接する機会を作る場があやふやではある、確か月に2回のペースでやる事になる。
基本は自分のクラスメイトとは別のクラスメイトを呼ぶ事になっている。
例外も存在するが基本は同学年の別クラスが対象であった。
「私、何度も言いますが年上が好みです。香苗さんのお母さんでもストライクゾーンです」
「広いわね。と言うよりも私たちだと年下過ぎる感じかしら?」
「ですね~。あ、結婚したけど学年違う場合はこの家に住み続けられるのですかぇ?それとも強制退去?」
「前例が無いからなんともいえないわね。後でみんなにも聞いて見ましょう。最も、自分から出て行くという人は居ないと思うけど」
まぁ、全員を嫁にすると宣言しているし、毎年の嫁の補充も順番で、と言う事だから問題も無いんだけどね
それでもほかのクラスメイトに現を抜かすのは良いのだろうか?
「それが男の子の義務でしょ?結婚相手は多いほうが良いわよ」
「一緒の家に住めない人と結婚したいとは思えないんですけどね~」
「それは、どちらかと言えば私たちの方の要望ね」
一緒の家で住むというのは存外難しい。
同棲生活をしているのでも難しいのだから結婚となればさらに難しくなるだろう。
そう思いながらさて、どうするかと考える。
個人的には嫁候補は同学年に居ない感じだからなぁ
困った困った。




