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アニー  作者: 玲於奈
4/5

みどりのおばちゃん

めずらしく

平穏無事なお正月。

どこまでいけるか、なんと2年ぶりの登場です。

アニーに

おいらが

助けてもらって

救われたのはいつだったろうか?


あれは、

おれっちが

しけた小学生だったから・・


いちばん昔で

あれは

14、5年前

なるだろうか?


小学校3年か、4年の頃じゃないだろうか。


例によって

学校で同じクラスの

奴に


まあ、その日も

いろいろあったけど


中休みとか

給食の前の手洗い場でとか

昼休みは、

図書室に逃げ込んで

司書の先生のめがあったから

助かったけど


教室で帰りの会をして

「さよなら」の後

玄関を出たところで

つかまった。


先生たちが時々

下校パトロールみたいなするときも

あるけど

その日はなかったし


奴らは

横断歩道に立ってる

みどりのおばちゃん


みんな

「おばちゃん」って

いってるけど


おばちゃんが見渡せない

角をまがったところで

おれを待ち構えてた


「よっ」


なんて言ってね。


おれっちは、

後ろを何度も振り返って

いなかったから

安心してたから


このありさま。


すぐに、

近所の公園に連れていかれた。


その公園は

時々なんか悪いこと

やって


学校に連絡してくれる人が

いるらしいけど


そんなのはあてにできない。


そう思った。



なし

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