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鬼さんの観察日記⑨
お話的には本編である203号室の人外さん
『79・お礼の品と文化祭』後くらいの
短いお話です
看病してくれたお礼に、冬用の暖かい服を鬼さんに買いました。そして、また甚平の時のように簡易テーブルの上に置いておいたのですが、鬼さんはなかなか手には取りません。
正座して眉間にシワを寄せて見ているだけ。
そして、事の成り行きを見ていると、私が買った服はクローゼットの中にしまわれてしまった…。
心臓辺りが痛いです。まぁ、勝手に買って来たから文句も何も言えないんだけどね。
あの服どうしよう。もしこのまま鬼さんが着なかったら、イタリアで療養中のお父さんに送ろうかなと思っています。
でも、どの道、お父さんはもうすぐ日本に帰って来るからその時に渡そうかなって考え中。
あーぁ。いつの間にか鬼さんの観察日記が私のぼやき日記に成りつつあるね。




