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Sweet&Bitter  作者: みずの
雨と涙の告白
14/152


 その日、私は焦っていた。


 昼休みが残り少なくなってきて、もうすぐ午後の授業が始まってしまう。それが終わればすぐに部活が始まるというのに、未だその化学部で出された課題が終わっていない。

「おい、お前それ、どうやったらそんな結果になるんだ」

 呆れたような声が頭上から降り注いできて、頭の中は更にパニック状態だ。まぁ最も、提出するべき相手がここでこうして私の課題が終わっていないのを見ているのだから開き直るという手もあるのだけれど…。



「…やっぱり間違ってます?」

 昼休みの化学準備室で、肩を竦めながら私はムリヤリ走らせていたシャーペンを止めて顔をあお向ける。見上げると本城先生は思ったより近くにいて、私のノートを見下ろしていた。

「全然違う」

 低い声が遠慮の欠片もなしに突き刺さる。う、と言葉に詰まってどうしようかと迷っていると、呆れられたかと思った先生が私のシャーペンをひったくった。

「ほら、ここでこういう化学式が出てきてんだから、こっちはだな…」

 サラサラとノートに化学式と文字を連ねていく先生が、思いのほか近い。普段はそれほど気づかない程度だけれど、ここまで近くにいると先生がつけているらしい香水の匂いまでよくわかる。男性香水特有の嫌な匂いがなく、石鹸のようなシンプルな匂いの香水。そのいい香りからも先生が極至近距離にいることを実感させられて、思わず胸が高鳴った。



「…だから、こうすれば答えが出るだろ?」

「え、は、はいっ?」

 緊張のあまりろくにまともに聞けていなくて、思い切り返事が空振りする。それに気づいたのか、先生が「…お前聞いてたのか?」と目を細めて聞いてきた。

「き、聞いてましたよ」

「じゃあさっきの説明でやってみろ」

 そう言う目の奥が笑っているから、恐らく満足に聞いていなかったのはバレているんだろう。

「…う…もう一度ヒントを…」

「………お前ホントにバカだな」

 問題が解けないことにではなく、『聞いていた』と主張したくせにヒントを要請した辺りに先生はそんな遠慮のない言葉を言い放ったようだった。




 お昼のお弁当を持ち込んでまでここで頑張っているのに、課題が終わる気配はない。それも先生が「極力自分で解く努力をしろ」なんて突き放したことを言って30分以上相手をしてくれなかったせいだ。

 でもやっと教えてくれたヒントを聞き逃す辺り、私もやっぱりバカだと自分でも思う。そんな私の思いなんて知るはずもなく時計は容赦なく時を刻んでいった。「これはもう無理だ」なんて諦め始めた時に、私は自分の机に戻っていった先生にチラリと視線を送った。



「先生、こんなバカな私が部活までにちゃんとこれできたら何かご褒美くれます?」

 冗談で試しに言ってみると、先生は向こう側でふと顔を上げる。一部の生徒を怖がらせているとまで言われているいつもの無表情で、一瞬小首を傾げた。それから、私の言葉を受けてニッと笑ってみせる。

「いいぜ、そこの引き出しに昨日苑崎先生が置いて行った飴が入ってるぞ」

「………先生、私子どもじゃありません」

 今時の高校生が飴一つくらいで喜ぶとでも思っているんだろうか。がっくりしたように言い返すと、先生はおかしそうに笑っていた。





 先生に初めてジャズバーに連れて行ってもらったあの日から、既に一ヶ月ほどが経過しようとしていた。もちろんその間学校以外で会うことなんてなかったし、ジャズバーにあれ以来連れていってもらえたわけもない。だけど確実に、私は先生との距離が縮まったことを実感していた。今までは、見ているばかりで近づけない存在だったから…。話をするにも内容に困っていたし、先生自身も無口なせいか壁を感じていたから。



 だけど先生の趣味もわかったせいか、随分話しやすくなった気がしていた。何より、嘲笑や冷笑も含めてだけれど、先生はよく笑ってくれるようになった気がする。あの日ピアノを弾いていた時ほどの幸せそうな笑顔はなかなか見れないけれど、それでも笑って話をしてくれるようになっただけで私は満足だった。







「和美、課題終わったの?」

 昼休み終了で渋々と教室へ戻った私に、智子が声をかけてきた。

「全然、ダメ」

 結局ほとんど進まなかったノートを机に投げ出しながら、私は手でバツを作る。それを見て智子の隣にいた由実も笑ってこちらを見た。

「ユキサダに教えてもらえなかったん?あいつやっぱりドSだな」

「…いや、教えてもらえなかったというか教えてもらえてたというか…」

 なんといえばいいのか分からずに口ごもると、そこにいた茜も含めて3人は「何それ」というような顔をした。曖昧に笑ってごまかした私に、茜が「あ」と声を上げる。

「そういえば和美、昼休み中に先輩が来てたよ」

「先輩?」

「ほら、何ていう名前だったっけ……化学部で和美の面倒よく見てくれてる…」

「都築先輩?」

「あ、そう、その人」

 思い出してニッコリ笑った茜と対称的に、私は首を傾げた。

「都築先輩が?何の用だろ」

「また5限が終わったら来るって言ってたけど…」

「え、ホントに?5限の休み時間が唯一課題をやる最後のチャンスなのになぁ…」

 眉を寄せたけれど、茜にそう言っても仕方ないことは自分でも分かっている。


 先生がノートに書き連ねてくれたヒントを手がかりに、私は5限の古文の間にこっそり内職をする覚悟を決めるしかなかった。




******



「あ、白石」

 5限の休み時間になってすぐ、予告通り都築先輩が現れた。背がそれほど高くない先輩は、私が少し背伸びをすれば同じくらいになりそうだ。どちらかというと真面目な雰囲気を醸し出す容姿をしているけれど、顔が整っているせいなのか…小奇麗というか、暗めな印象はない。いつも人当たりの良い笑顔を浮かべていて、話しやすい先輩だ。


「ごめん、急に訪ねてきて」

「いいえ、どうかしましたか?」

 ニッコリ笑って聞き返すと、先輩は少し周りをキョロキョロと見渡す。あまり人に聞かれたくない話のようで、それを察した私は廊下の隅の方へ移動した。ここなら少し暗くて、誰も用事がないのに来たりしないだろう。


「ありがとう。実は…お願いがあって」

「私に…ですか?」

 尋ね返すと、先輩はコクリと頷く。それから、「…実は…」と少し照れたように言いにくそうにしながらも話してくれた。


「妹が、もうすぐ誕生日なんだ」

「あ、そうなんですか」

 先輩に妹さんがいたというの自体初耳だった。短く相槌を打ちながら、私は続きを待つ。

「それで…何かプレゼント買いたいんだけど、何を買ったらいいか分からなくて…」

「妹さんっておいくつなんですか?」

「年子だから、一個下なんだ」

 …ということは、私と同じ年のようだ。随分仲が良い兄妹なんだな、と思って、私は唇を持ち上げて微笑んだ。

「妹さんが好きなものって何ですか?」

 私が相談に乗ってもいいと思ったことが分かったのか、先輩はパァッと顔を明るくした。仮にも年上の男の人に対して失礼かもしれないけれど…かわいらしい感じだ。


「なんかかわいい雑貨とかが好きらしいんだけど、俺そういう店ってよく分からなくて…」

「あ、雑貨だったら私も大好きです。駅前にかわいいお店がありますよ」

 地図書きましょうか、と言うと、先輩は少し困惑したように苦笑いを浮かべる。その表情の意味が分からずに小さく首を捻ると、先輩は「…うん、実は…」と言いにくそうに改めた。

「できれば、一緒に行ってもらえないかと思って…」

「えっ?」

 そうくるとは思っていなかったので、私は思わず大きく目を瞠る。…でも…それは当たり前かもしれない。場所を教えたとしても、先輩一人では行きづらい店構えだからだ。一緒に行ってほしいわけでもないなら、そもそも相談なんてしてこないに違いない。


「えぇっと…いつ、ですか?」

「俺はいつでもいいんだけど…あの、来週の月曜が誕生日だから、それに間に合えば」

 正直に言えば好きな人がいるのに他の男の子と出かける気にもならなかったしその意味もわからなかったけれど、先輩には普段迷惑をかけまくっている申し訳なさと既に半分ほど相談に乗ってしまったという責任感もあって、私は小さく頷くしかなかった。

「じゃあ、今週の土曜の放課後とかでどうですか?」

 尋ね返した途端、先輩の顔が瞬時に明るくなる。

「うん、じゃあそれで…。ありがとう、白石」

 ニッコリ笑って言われて、思わず私もつられてしまう。微笑み返すと先輩は「あ、でも…」と少しためらいがちに言葉を継いだ。

「来週半ばから中間テストなのに、時間とらせてごめん…」

「いいえ、駅前で買い物くらいなら大丈夫ですよ」

 笑ってそう返した時、休み時間終了のチャイムが鳴る。目線を上げてそれを聞いた後、先輩は再びこちらを向き直った。

「ホントにありがとな、白石。…じゃあ後で部活で」

「はい」

 笑って返して、私は先輩が自分の教室へ帰っていくのを見送る。



「誕生日プレゼント、かぁ…」

 妹思いの先輩だなぁと感心しながら、なんだか少し羨ましくなる。私の弟だったら、そんな健気なこと考えるわけもない。それから、ふと「そういえば」と思い当たった。


 中間テストに気を取られて忘れていたけれど…それが終わって少し経てば、私の誕生日もやってくる。



「……」

 決して物が欲しいわけじゃないけれど、自分の生まれたその特別な日、一人だけそれを一緒に祝ってほしいと思える人の顔が思い浮かんだ。

「……無理に決まってるけど」

 首をすくめて、私はひとりごちる。それから今日の最後の授業の教師がやってくる前にと、教室へと戻って行った。




******



「じゃあ、今日は以上」

 放課後の部活を終えた頃、本城先生のそんな言葉を合図に部員たちがバラバラと立ち上がり始めた。5,6限でなんとか課題を終えた私は、皆と一緒に無事提出できた後だ。それを誇らしげに思っていたところだけれど、帰ろうとした瞬間に「白石」と先生の低い声に呼び止められる。


「はい?」

 振り返って見上げると、先生は教壇にもたれかかってこちらを見下ろしていた。その顔が少し威圧感を感じるものだったので、私は思わず肩を竦めてしまう。

「ちょっとお前残れ」

 周りにいた同級生が、「和美またなんかやったん?」と笑いながら声をかけていく。それでも誰も一緒に残ってくれるわけもなく、非情な友人達は手をひらひらと振って帰っていった。



「…先生、私何かしましたっけ」

 実験室から準備室の方へと移動する先生についていきながら、私は控えめな声でそう尋ねる。自分の机という所定の位置まで移動してから、先生はようやくこちらを振り返った。それから、近くの椅子を私にも勧めてくれる。昼休みに私が課題をやるのに使っていた席だ。


「お前、よく課題出せたな。あの状況から」

「はい、苦労しました」

 何食わぬ顔でそう答えると、先生は小さく吐息を漏らす。そうして机の上に置いてあった生徒たちのノートから私の分を取って、ポンと私の頭を軽く叩いた。

「…あの状態から部活の時間までに間に合うとは思えねぇんだよな」

「………あ…」

 しまった。そう思ったけれど顔に出てしまっていて、取り繕うこともできずに絶句してしまう。そんな私の様子を見て、先生は唇を持ち上げて嫌な笑みを浮かべた。

「お前、5,6限まともに授業受けてねぇだろ」

「……すみません…」

 内職してました、と公言しているようなものだと、どうして気づかなかったんだろう。身を小さくして謝ると、先生はその私のノートをパラパラと捲る。問題の課題のところを開いて、私の目の前の机にパンと置いた。

「しかもそれで合ってるならまだしも、ちょっと間違ってる」

「…うっ…」

 言葉をなくして萎縮している私を見て、先生はようやく吹き出すように笑う。

「すぐ直せるだろ。ここでやってから帰れ」

「……はぁい」

 返事をすると満足そうに小さく頷いて、先生は自分の机の方に戻って行った。


 それから、付け足すように素っ気無く言う。

「まぁ、ちゃんと提出しなきゃと思って頑張ったところは偉いけどな」

「…ありがとうございます」

「だからって他の授業をないがしろにしていいわけじゃねぇからな」

「…う…っ分かってますよぉ」

 鞄から筆箱を出しながら、私は少しだけ唇を尖らせた。それを見ておかしそうに笑ってから、先生は自分の仕事に取り掛かろうとする。だけどその一瞬、ふと「そうだ」と動きを止めた。


「?」

 こちらへ戻ってくる先生を不思議そうに見上げていると、先生は私の机のところで立ち止まる。そしてそのまま脇の引き出しを開けて、何かを取り出していた。

「やるよ」

 その何かを手渡され、私は目を丸くする。手のひらにのせられたそれは、小袋に入ったかわいいキャンディだった。


「何ですか、これ」

「何ですかって…課題出したらくれって言っただろ」

 首を傾げて返事をしてから、先生は今度こそ本当に自分の机へ戻る。椅子に座ってノートパソコンを立ち上げるその一連の動作を眺めてから、私は思わず苦笑いをした。

「私が言ったのは『課題を提出できたらご褒美ください』です」

「だから、飴やるって言っただろ」

 平然と答えた先生の言葉に、私はわざとらしく頬を膨らませる。まぁ元より本当にご褒美なんてもらえると思ってなかったから、何が欲しいと具体的に決めて言ったわけじゃなかったのだけれど…。


「…ありがとうございます」

 とりあえずお礼を言ってそれをもらうことにすると、先生はパソコンで何かを打ちながら答えた。

「礼なら苑崎先生に言え」

 …そういえば、苑崎先生が置いて行った飴だとかなんとか言ってたっけ…。本城先生の少しまとはずれな言葉に苦笑を浮かべながら、そんなことを思い出した。



「ところでお前、内職するくらいだから5,6限の古文と英語の中間テストは余裕なんだろうな」

 飴を鞄にしまっていると、先生はそんな嫌味を寄越してくる。う、と再び言葉に詰まると、先生はこちらを見ずに書類に目を落としたまま続けた。

「楽しみだな、来週のテスト」

「…意地悪言わないでください~」

「古文と英語と俺の化学、平均点以下だったら罰受けさせるからな」

「……え…罰ってなんですか」

 先生の不穏な言葉に恐る恐る聞き返すと、先生は少しだけ笑ってみせる。


「何がいい?ここの掃除と俺の仕事の雑用と……」

「テスト、頑張りますっ」

 気合を入れるようにそう答えると、先生は今度は声をたてて笑った。



 …本当は、先生と一緒にいられるなら雑用でも掃除でも何でもやるところだけれど…。


 そこは、あえて言えるわけもないので黙っておく。




 代わりに、ふとあることを思いついて「あの」と再び声をかけた。「ご褒美」という響きと、さっきの都築先輩が出した「誕生日」という言葉を思い出したせいでひらめいたのだ。

「先生、今度の中間テストで化学が80点以上だったらご褒美くれます?」

 目を輝かせながら聞くと、先生は「はぁ?」と怪訝そうな顔で私を見る。

「お前な、俺の話聞いてたか?お前が条件出す立場じゃねぇだろ、この場合」

「先生が約束してくれたら頑張れますっ」

 ニッコリ笑って言うと、先生は目を細めて口を噤んだ。

「………何が欲しいんだよ」

 そして観念したかのように、私を見据えながらそう聞いてくれる。



 欲しいのは、物じゃない。ただ先生と、一緒にいたいだけだ。バカな夢だと分かっていても、もうすぐ来る誕生日という特別な日なら、それが叶うかもしれないという期待を込めて。


「私、テストが終わった後の6月1日が誕生日なんです」

「へぇ…オメデトウ」

 明らかな棒読みで返してくる辺り、先生は性格が悪いと思う。それでもそんなことにめげるわけもなく、私は笑ったまま続けた。

「80点以上取ったら…その日、またあのお店に連れてってくれませんか?」

 そう言うと、先生は一瞬目を瞠った後呆れたようにため息を大きく吐き出す。大きく肩を竦めて、バカにしたように私を見た。

「お前バカだな」

 …実際バカにされていたようだ。そんな言葉を吐いてから、先生は私から目線を逸らして再びパソコンに向き直る。



「あの時は特別だっつったろ。仮にも教師があんなとこに何度も生徒連れていけるわけねぇだろ」

「でも…!」

 食い下がるように声を上げて、私は訴えた。

「私、あそこが気に入っちゃったんです。マスターも修司さんもいい人だし…ジャズもすごくステキだし!でも高校生だから一人でなんて行けないし……誕生日くらい、自分の好きなところで過ごしたいです」

「……」

「もし先生が連れて行ってくれないんなら、その辺で大人の男の人を捕まえて…」

「おい待てこら、教師を脅す気か」

 淀みなく続けていた私に、先生は不機嫌そうに顔を歪めてため息をつく。


 …まずい…本当に怒っちゃったかな?


 そう思ったけれど、先生は意外にもその次の瞬間にはパソコンからこちらへ視線を移した。


「…90だ」

 そして、苦い顔をして小さく呟く。



「…え?」

 聞き直すと、先生が舌打ちまじりに譲歩の言葉を口にした。

「90点以上だったらな、言うこと聞いてやる」

 そんな先生の言葉に、私はパァッと顔中に明るい笑みを浮かべる。

「ありがとう、先生っ」

「礼は点数取れてから言え」

「はい、私メチャクチャやる気出てきましたっ」

「…そーかよ、そりゃ良かったな」

 興味なさそうに呟いた先生に、それでも笑顔な私。やり直さなくてはいけない課題すら、既にこの時には大した問題ではなくなっていた。






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