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私の頭に世界が生えてから20年経ちました

作者:あがた
世界観福祉士の新人葦原は先輩の建早とバディを組み依頼者の脳内世界観に侵入する!人の世界観が可視化され頭上に展開されるようになった世界。葦原は初仕事中。不思議な少女を目撃する。少女は「助けて…」と言い残して消えた。葦原は少女を救えるのか。クールな先輩、建早の真実とは?






以下ネタバレあらすじ

全人類の内面的な認知、すなわち「世界観」が頭上に可視化されるようになって20年。世界観が暴走し現実を脅かす人々を救う専門職「世界観福祉士」として、新人・葦原八千矛(あしはらやちほ)が配属された。彼には、幼少期に見た美しい「花畑の世界観」を持つ少女に救われた原体験があり、それが動機となっていた。
葦原は「新人潰し」と噂される先輩・建早佐之雄(たけはやさのお)とバディを組み、過去のトラウマに苦しむクライアントたちの世界観にダイブして治療にあたる。任務の最中、葦原は「監視者」の使者を名乗る謎の青年イツキから「秩序を乱すな」と警告を受ける。
やがて建早は、20年前に世界観可視化を引き起こしたのが実の姉・建早理世(たけはや りせ)であり、彼女は世界の混乱を収めるため「監視者」によって認知の届かない「虚無界」に封印されていると告白する。葦原は、その理世こそが自分の原体験である「花畑の世界観」の少女だと気づき、彼女を救出することを決意する。
二人は非公式な手段で虚無界へのダイブを強行し、ついに理世との再会を果たす。しかし、世界の秩序を守ろうとする「監視者本体」が三人の前に立ちはだかる。葦原、建早、理世はそれぞれの世界観を融合させ、「観測されることを恐れない」という強い意志の共鳴によって監視者を撃退する。
三人の共鳴は世界を再構成し、世界観は「強制的に見えてしまう」ものから、「見ようとすれば触れ合える」という選択可能な段階へと進化した。後日、現実世界に帰還した理世は、世界観福祉士として葦原たちの事務所に配属され、新たな仲間として加わった。
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