表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/38

レアで!

ざツナスープ君が最初のイメージとめっちゃ変わっちゃった、なんで足を翼にしてしまったんだ、

「さすがにちょっと疲れた。てか、お前なんもしてなくね?」


「一人で突っ込んですぐ倒すからカバーが間に合わないんです!」


多分こいつに勝ってるステータス無いんだよなぁ、一番高い魔力ですら負けてそう。


「あっそ。それでも流石に十体ぐらい倒して三級が二つはかなり下ブレてんなぁ…もうそろ場所変えないと効率落ちそうだし……だぁぁあ!!うぜぇ!!!てめぇもどうせ三級だろ!!」


さっきからずっとダルウェンか(ちょっと弱)らの嫌がらせ(めの爆熱砲)を受けていた不可避レがキレる。


「さっきから全部そっちにヘイトいくね、仲間だと思われてるんじゃない?」


「仲間同士は攻撃しないだろ!お前が牛に似てるからじゃないか?」


「ん?」


流石にいまのは聞き逃せない。がんばれ!ダルウェン!


『モ゛ォオオ!!』


やはり爆発。そして当然のように生き残るな。


「…よっしゃぁあ!一級ゲット!」


「褒めて遣わす。次は「レア」を持ってくることを命ずる」


「はいはい分かりましたよ、とりあえず少し移動するぞ。『我が足よ(リポスレグ)!』」


オープンカー(トラウマ)が出現する。


「げっ、またコレ?三半規管ちゃんが悲鳴をあげるから嫌なんだけど」


「走ってついてくるか?」


クッションが硬い。そしてシートベルトを設置するように言われなかったのか?


「てか、なんで移動するにょぉおおお!」


いきなり出発するな。出発の合図を出せ、合図を。


「このゲームシンボルエンカウントだから一定の数倒すと周りにスポーンしにくいんだわ。視界に入る場所にいきなりモンスターが出現したりもしないし、だから同じモンスターを倒し続けたいなら移動をするのが基本。聞いてる?」


目線をりゅーに向けるとそこには半透明になったりゅーのアバターがあった。


「強制ログアウトされたか、」


このゲームは体に害が出る前にプレイヤーを強制ログアウトさせる機能を採用している。このログアウトは通常のログアウトと異なり再ログインに一分待たないと行けない。


「戻ってくるまで待つか、ん?」


目の前に、お口をあけたか(爆熱砲を構える二)わいいうしさん(匹のダルウェン)


「『我が手よ(リポスハンド)!』『腕を解放せよ(リフーアーム)!』」


不可避レの目の前に巨大な「箱のようなもの」が出現し爆熱砲を遮断する。


「流石に無傷ではないか…回復に何日かかるのやら…『収納(リアク)!』よりにもよって二匹(カップル)かよ…」


こんな中にりゅーがログインなんてしたら1秒も生き残らないだろう。


「こんなところで出し惜しみするなんて馬鹿だよなぁ!」


そう叫びながらドロドロとした大剣(呪剣ネメシス)を構える。不可避レは両手剣を二本持つことができるからずっと二本持っているわけではない。

そして彼が呪剣(ネメシス)を構えた理由は、「ソレ」に気づいたからである。














呪剣(ネメシス)

それは呪う物であり、天罰を下す物。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ