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機密事項の大量流失

リアルが忙しかったすまんぬぁ

もう終わったからこれからは投稿頻度戻すつもり




まじでごめんなんかオセロなニアをやってたら3日が経ってた

〈スフェーン王国〉


「やっと着いたー。この街に来るまでにあんなことやこんなことが……おかしいな空を飛んだだけだぞ?」


連れていたウマ(いちご大福)の上に乗り待ちの中を歩く。最初の街(トルマリン)より少し小さく競売所(シトリン)より大きい街である「スフェーン王国」店の数は最初の街より多く、プレイヤーの数は三つの街の中で最も少ない。


王国だから王様がいるのか、かなり店が多いな。あのお城に住むことは……まぁ無理そう。おぉ!馬の装備品とかも売ってるじゃん!


「これいくらくらいですか?」


『五十万ルドだよ。』


流石にそんな大金持ってないなぁ。目的は職業を変えることだし気にしない。えーっと、確か転職できるのは……「星々の天文台(オルビス・アイ)」だった気がする。地図的にはここらへんなはずなんだけど。


目の前にはボロボロの家と看板。その看板に書かれた文字を読む。


星々の天文台(オルビス・アイ)


「ここかぁ、」


口から本音が漏れ出す。ゲームの世界とは言えど今を生きる女子高生がボロボロな家に入るのに抵抗がある。


「おじゃましまーす」


予想通りの内装って感じ。本棚とかめっちゃあるしクモの巣だらけの天井。まぁ、意外と住んでみるといいのかも、にしても人が一人もいな……


『わぁ!こんにちは!私の家に何か用事?分かった!本を盗みに来たんでしょ!それか私のことを暗殺しにきたの?』


目の前に長い帽子を被った青髪の少女が降ってくる。目を合わせ、少しの間目線が釘付けになる。よく見ると足がプルプル震えている。上に視線をやると揺れている木材の柵がある。


「い、いえ!友人からのお誘いでここに来ると転職できるとお聞きしたので」


『友人?えーっと……誰からの紹介?』


「ニーナさんです!」


『あー、ニーナちゃんかぁ、ふーん。』


何か顔が暗くなった。あの人何かやらかしたのかな。でも何か準備してくれてる、本を渡された。なかを読んでいいのかな?


『それを読むといいぞ!中には君にピッタリな加護や守護(職業)が書いてあるぞ!今の君は……「したっぱまほうつかい」だな!』


やっぱり魔法使いだから魔法系の職業になろうかな。


【現在転職可能な職業の一覧を表示します】


・剣士

・重剣士

・防御士

・格刀術士 etc.


なんか八割近くが物理職なんだけど。


「…………この職業ってなれますか?」


『なになに、魔導剣士じゃとー?そんな大量にいる量産型の職業などありえぬ!この中から選ぶとよい!』


何で最初にこの本を渡さなかったんだろう。まぁいい職業になれるっぽいしいいか。


・精霊騎師

・斬像闘将軍

・冥古魔導書 etc.


「す、すごい、読めない文字ばっかだ、じゃあこれでお願いします!」


『ふむふむ、破滅の黒帝(フィン・メイジ)を選ぶとはかなり目がきくようだな!その本を持ってこっちに着いて来てくれ。』


そう言われついていくと昼にも関わらず薄暗い部屋に連れ去られる。屋根から飛び出た望遠鏡の下にいると直感で分かる。


『さて、ここから口外禁止です。てをだして!』


口外禁止……ニーナさんに教えてもらったのはノーカンなのかな。手を出すって言ってもどうすれば……


手を出すと体の周りを銀色の羽やエフェクトが舞う。


「あばびびばばぼぼぼぼ」


『あれ?間違えちゃったかも……もう一回!』


今なんかすごい不快感が全身を巡ったんだけど。これほんとにだいじょう……


「あ、ちょ、ふぇぃあぁぇー!!」


全身に不快感ではなく稲妻が走った感覚を覚える。目の前が真っ暗になり視界と思考が消えていく、


外伝も見てね!!!(迫真)

職業の序列は

したっぱ○○→○○士→○○師→勇者○○(→ピアレス系統(不可避レとかゼンネンのすごい職業たち)

尚、ニーナさんは別ベクトルのすごい職業。この人だけ扱いが難しい

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