家のアイデンティティ
三十話に登場人物の設定挟んでやりたいんですがかまいませんね!!
「これがこの世界のマイハウスかー。少し大きすぎやしませんか?」
「外装は木をメインに使って二階建てにした。やりたかったら地下も作れるけど、どうする?」
走って追いついたゼンネンが答える。
「地下は大丈夫です!多分二階が物置になるから地下は使い方がわかんなくて」
「そうか。じゃあ扉に鍵を近づけてくれ。そしたら扉の鍵が開く」
そう言われて鍵を扉に近づける。すると扉が大きく開く。
「この見た目で自動ドアなんだ……」
〈家〉
彼女の視界に入ったのは外装とは真逆の少し近未来な装飾品と魔法陣。そして、ゼンネンからの説明を受ける。
「内装とかは鍵の持ち主だけが変えれるから好きに変えていいよ。あと、家に名前つけたら家の前に看板出るから早めにつけといて」
「わかりました!」
「んじゃ、俺仕事するから」
そう言って帰るゼンネン。そして、やっと島から出ることができること、家の名前と内装を考えなくてはいけないこと、馬小屋に革を渡すこと。
「あー!もうやること多すぎ!とりあえず内装を変えるために家具買いたいな。とりあえずはベッドと椅子と……金、無ぇなぁ」
そう考えていると思いつく。
「ゼンネンさんに頼も」
そう思い、島中を探すがどこにも見つからない。海の周りを歩いていると、
「おまえがあたらしくはいったしんじんか!」
「えっ?」
後ろから剣を突きつけられる。
「ぼくはさいきょうのきしだぞ!このしまをまもるようにおにいちゃんからいわれたの!」
突如現れた子供に驚きながら確認する。頭の上に「いちばん」と書かれている。
「えーっと、ゼンネンさんを探していまして、」
「おにいちゃんのしごとばはそらだよ」
「そら?」
指を指す方向に目線を向けると空に浮かぶ城があった。
「な、なにあれ」
「おにいちゃんがつくった」
そうさりげなく呟く少年を見て彼女はおもう。
「この子も作れるのかな」
寝てたら日曜日ないなったゴメソ
やるきがおきぬぇ




