神(新)メンバー
小説の書き方的なのを見て来た。めっちゃルール破ってたわ
♦主人公ちゃん
♢それ以外
「うーん、氷の上に乗って移動はできるけどなんか足りないんだよねー。アイツを驚かせるような斬新なアイディアを……氷に乗る以外になんか……」
MP回復のポーションを飲みながら彼女は考える。
「アイツは確か車に翼つけて飛んでたけどそんなこと……もしかして」
氷の板を宙に浮かせる。
「ふっふっふっ、これで私も空を自分で飛べるようになった!」
そう言いながら浮いた氷の板に乗り、速度を付けて平原を駆け抜け……
ドンッッ!!
「あべしっ!」
木に勢いよくぶつかっていた。
♢
「マジでこいつ硬いな、素材はなんだ?」
巨大ロボにツルハシを振りながらゼンネンが言う。
「多分アクセの奴だと思うんで、使えないと思いますよ」
「腹立つからやっぱコレ素材にするわ」
そう言いながらツルハシを振るゼンネンの肩に手を当て、
「まぁまぁ落ち着いてよ。人をパシリにして巻紙だけ貰い、挙句遅刻して自慢だけしに来ただけじゃないよねぇ?不可避レくん?」
不可避レの手に小袋が現れる。
「これゼンネンさんが欲しがってたピザドラゴンの素材です。お納めください。」
「マジで持ってくるか、お前これ職人界に出したら億とかいくぞ」
「まぁ金には困ってないし大丈夫っすよ」
「私には無いのかなー?巻紙代の三百万と何かほしいなー」
彼女は息を吸うように嘘をつく。
「金は送りましたよ。……あとは何が欲しいんですか?」
「欲しい物はないかなー、困ってることはあるんだけどねー」
「別にあなた困ってないでしょ、レースに出れば借金返せるし」
「それはそうだけどお金が今欲しいの!」
「そうすか」
そう言うと彼女の所持金に千万が送られる。
「じゃあ私はりゅーちゃん向かいにいってくるね」
彼女が目の前から消え、男二人が残された。
「そういえばピザドラゴンどうやって見つけたんだ?」
「普通に彷徨ってたら飛んでたから落としました」
「一人で?」
「一人で」
驚きより怖さが勝つゼンネン。
「そういえばあのロボ何?説明よろしく」
「あー、前から言ってた『ざツナスープ』がクエストの進行で使える機能がめっちゃ増えました。頭を使えたり、合体したり、魔法ぶちまけたり、etc……」
「やっぱ素材にして細かく仕様を見るか」
♦
「スピードはいい感じだけど不安定なんだよなー。もうMP回復ポーション無くなったしニーナさんに送ってもらわないと、けど頼りっぱなしなのも良くないよね」
そう思いつつヘルプを送る。
「持ち手みたいな形を作ってしがみつくのは、ダサいし、椅子みたいな形にしてみようかな」
氷の板に椅子が乗った形を作る。そして座る。発射!
「おー!安定感は増した!けど、自由に動けないのがなぁ、飛び降りるの難しいし。なんかもっとかっこよくて自由度の高い形は……」
塾考(五秒)により導き出された答えそれは……
最近サブになってる主人公ちゃんに涙を禁じ得ない
不可避レの持ってる物売ればニーナの借金は余裕で返せるのにそれをさせないニーナは優しいなぁ(洗脳済)
新しいメンバーは誰かって?素材君だよ




