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最高最硬最速!

コンビニに行ったら普通のアポロが200円でチロルチョコ1つで30円になってて泣いた

大人のアポロうめ〜

「こんなに良くしてもらっていいんですか?」


「目の前に困っている人がいたら助ける。それが僕のポリシーなのでね!」


そういう彼の馬に乗りながら彼女は思う。


(すごくいい人なんだなぁ)


「君はさっきダルウェンを倒したいと言っていたけどクエストだよね。君はまだレベルも低いのにすごく勇敢だね!是非、僕のいるギルド「勝利の影の番犬(スケープドッグ)」に入らないかい?僕と同じように強いプレイヤーが沢山いるし、君みたいな始めたての人も歓迎するよ!」


「お誘いはありがたいんですけど、私一応友達のギルドに入ってて今回は申し訳ないですが今回はご縁がなかったということで…」


「既にギルドに入っているとは!こちらも失礼した。では、いつかそちらのギルドと「ギルド戦」になったときは手加減せず真っ向勝負で勝利してみせよう!」


そう語る彼の目はすでに遠く(未来)を見ているようだった……(りゅー談)


〈デノパン平原〉


「ふっ!もう到着してしまうとは、さすが僕の愛馬バサシニポンズ(馬刺しにポン酢)!ここまでご苦労であった!」


そう言うとウマ(馬刺し)から翼が生え、飛び去った。


(最初から翼生やせばもっと早かったのに、)


そう思っても口には出さない。一応ここまで送ってくれた(ウマ)だから。


「来るっ!下がって!」


その言葉と同時に目の前に圧倒的な赤色の風(ダルウェンのため息)が通る。目線を横に向けると既に剣を構えたボロネーゼが魔法を唱えていた。


「貫けっ!『飛び出す光(ツェルト)!』」


彼の剣から光が伸び、ダルウェンの体を貫通……


「やはり弾くか、『飛び出す光(ツェルト)!』最高速でぶちぬくっ!」


それすらも弾くダルウェンを見て彼女は思う。


「あいつなら、一撃で倒せるのかな、私にも、」


杖を構え、彼女の周りに氷の剣が作られて発射される。


「私のできる最高硬度、最高速度でぶつける!」


氷の剣がダルウェンの皮膚を貫く。


『モ゛ォオオ!!』


ダルウェンが自爆する。


「あっ!爆発したら革おちないじゃん!」


「……君のことを少し見くびっていたよ、これからお互い対等な立場でいこう!」


「あ、はい!」


「もう一匹来たよ!」


「『生成解放(クリエイト)!』『創製改変(バージョンアップ)!』」


杖を持った彼女を中心に氷の槍が生成される。


「やっぱり今までに確認されていない魔法だな…君は一体何者なんだ…?」


そう呟く彼の前には氷の槍によって自爆すらも許されずに倒された牛の姿があった。


「やったー!「ダルウェンの皮」落としたー!」


「君の魔法詳しく聞いていいかな?」


「えっ?いいですよ!」







「………って感じです!」


「なるほどね、そして今みたいな使い方をしているんだ。それって、氷の上に乗って移動したりできない?」


「試したことないですね!やってみまァアア!!!」


氷の上に乗ったまま加速した氷の板により一瞬で姿を消す。そして一言。


「流星みたいな女性だったな」










見てわかる通り、全くボロネーゼ君は噛ませ犬ギルドのかませ役です

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