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魔法職(物理)

VITくんさぁ、

「もう少し時間がかかると思うしゆっくりしてていいよ!」


「あっ!クエストの報酬で貰ったんですけどこの巻紙と石はどうやって使うんですか?」


「巻紙はインベントリから使用すると使えると思うよ。ちなみに巻紙の後ろに何か文字書いてない?」


「えっーと、「極氷凍結(リパットフュー)編」って書いてます!」


「本当に書いてるんだ。じゃあ、それはこの世界(ゲーム)に一つしかない魔法だねぇ。名前からして氷だと思うし、りゅーちゃんにあってるじゃん。とりあえず使ってみたら」


「はい!」


インベントリから巻紙を選択して使用する。りゅーの体から青い光が湧き出る。


『魔法:生成解放(クリエイト)が解放されました。魔法:創製改変(バージョンアップ)が解放されました。』


生成解放(クリエイト)

好きな形の氷を作れる。作れる大きさは五メートル程までならノーモーションで作れる。少しタメがいるが最大十メートルぐらいならどんな形も作れる。最大で五個まで作れる。六個目を生成した瞬間一つ目が壊れる。


創製改変(バージョンアップ)

もう一つの魔法「生成解放(クリエイト)」で作った氷の硬さ、質量、見た目をより細かく設定できる。「生成解放(クリエイト)」で作れる氷一つ一つに設定できる。効果は、生成した瞬間に決定されるため途中で変更などは不可。


「…って感じな魔法です!」


「おぉ〜これはかなり当たりかもね。りゅーちゃんのバトルスタイルにあってるんじゃない?問題はもう一つの石だけど…」


運鈍根(ヒビカセ)

黒く、丸い石。それは身に付けなくとも効果を発揮するだろう。この石が貯まった時、その姿を解放する。(STR+200)


「これはつまり?」


「多分だけどインベントリに入れてるだけでSTRが爆上がりするかなりヤバめのアイテムだね。実質装備をもう一つ着れるってことだし。このゲーム物理攻撃はSTR、魔法攻撃とかはMPを参照されてダメージ計算されるから、実質ムキムキボディになったってこと」


ニーナからの説明を受けて少し理解する。


「つまりこれを持っていたら物理方面に強くなるってこと?」


「そういうことだね」


うーん、めっちゃ強いことは分かったけど、私魔法使いだからあんまり相性良くなさそうだなぁ…あって損は無いし、物理攻撃からの防御策としてはありがたいけど…辛いカレー食べてるときにコーラ渡された気分。


「多分それプレイヤーに売れば数億レベルで取引されると思うよ」


へ?いきなり何を?それよりも数億で取引!?こ、これは思ったよりすごいやつだったのか、ありがとうおじいちゃん。けど、


「これはおじいちゃんから貰ったものだし、自分で使おうと思います!」


「やっぱりゅーちゃんはいい子だねぇ。もうすぐ目的地に到着するよ。ルドはどんくらい持ってる?」


「えーっと、不可避レに返す分を引くと、十一万七千ルドです!」


「じゃあこれ、軍資金プラス、ギルド加入のお祝い」


りゅーの所持金に二百万ルドが振り込まれる。


「こ、こんな大金もらっていいんですか?」


「いいよ!私結構稼いでるし。十万ルドじゃ買いたいものも買えないよ!遠慮せずに使ってね」


「そういえば、フレンドじゃないのにどうやって送ったんですか?」


「え?フレンドじゃなくても送れるよ?」


あいつ後で潰す。










STRとかの設定は後付けです(自白)

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