愉快なギルドメンバー
最近投稿頻度落ちてて申し訳ない!明日は三本投稿予定だから許して!
「まず私から自己紹介はじめるね。私はニーナ。一応この船の持ち主で、戦闘力自体は他の人と比べたらそんなにないけど、移動手段とかでは勝ってる。はず」
この人は高校二年生の二都舞奈さん。一応ご近所さん。たまに学校行く時に会って話すけど言葉に知性を感じる。ここら辺で一番頭のいい学校に行ってるらしいし人間としての格の違いを感じる…
「俺はゼンネン。あんたとはあんま関わりないけどよろしく。なんか聞きたいことがあったら俺じゃなくてこいつらのどっちかに聞いてくれ」
この人は…誰だ?ニーナさんと仲良さそうだし同じ高校なのかな?
「んで、俺は不可避レ。職業は…」
「えーっとわたしはりゅーです。職業は下っ端魔法使いです。さっき始めたばかりでレベルは一です。よろしくお願いします!」
「あははは!緊張しすぎ!みんな歳はそんなに変わらないしタメ口でいいよ!」
「わ、分かりました!」
〈———〉
「お、着いたー。またこの魔法陣に乗ってね。」
魔法陣の上に乗る。すると目の前が船内からリゾート地のような場所に変わる。
「ていうことで、ようこそりゅーちゃん!私たちの島、
『お弁島』に!」
〈お弁島〉
「ここは私がレースの賞品で貰った島だよ。私の持つ動空船と、これでしか来れないんだよぉ。」
そう言うと丸い石のようなものを取り出し、貰う。
「それは、翼輝石って言ってね、それをインベントリから使用するとここに飛んで来るんだよぉ。ここにはいつでもきていいからね!」
「…私なんでこんなに優遇されてるんですか?」
「え?不可避レ君から話聞いてない?」
「何も聞いてないです」
「不可避レくーん?どういうことかなぁ?りゅーちゃんにこのゲームの説明と、このギルドの説明頼んでおいたよねぇ?」
不可避レに視線が集まる。
「また罪が増えちゃったねぇ。まぁ私が説明すると…」
ニーナさんの説明によると、
・このギルドは基本自由で定期的に顔を出せばいい
・人数は現在八人
・ギルドメンバーは募集中
・りゅーちゃんも来るよね?
「入ってくれるよね?」
ニーナさんから私に視線を向けられる。
「…入ります!」
「やったー!久しぶりの新メンバーだ!りゅーちゃんは優しいねぇ、そうだ!りゅーちゃんまだできるよね!一緒にお買い物行こ!」
「はい!けど、先にクエストクリアしたので確認しにいっていいですか?」
「もちろん!早速出発!」
「ちょっと待って、これ」
不可避レからダルウェンの肉を貰う。三級が二つに一級が一つ、そして「レア」が二つ。
「えっ!?「レア」じゃんしかも二つ!いつ取ったの?」
「お前が強制ログアウトされてたとき」
「…君たち最初のクエストでダルウェン倒したの?すごいね」
そして、ニーナさんの動空船に乗せてもらってトルマリンシティの酒場で降ろしてもらう。
〈酒場〉
「受付の人にこれ渡せばいいんだよね?」
『はい!ではこちら《ダラウェンビーフ集め》のクエスト報酬三級が二つ、一級が一つ、「レア」が二つで合計で十二万五千ルドです!そして、「ダルウェンビーフ」にするのはどれにしますか?』
「じゃあ、「レア」で!」
『了解しました!ではこちら、「ダルウェンビーフ:レア」です!』
やーっとクエストクリアした。レベルも一から十七まであがって色々魔法も覚えたし、もう一つのクエストもクリアしに行きますか!
主人公十二話にして、レベル一からレベルアップ




