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いつか貴方に会えるまで  作者: 牡蠣寿司
6/6

5話

おじいさんたちに拾われてから3年が立った。

当時5歳だった私は8歳になりやらせてもらえることも増えてきた。

洗濯物、料理、etc、、、。

男二人と暮らしてきたからか少し性格も荒っぽくなってきた。

てか私思うんよなぁ。多分これ素だったんだろうなって。

いや仕方ないですやん?

前世では素を出せるのはレオンとフウキしかいなかったし、、、。

しかも当時はそんな大っぴらにはしゃげる立場とかじゃなかったし、、、。

だからその反動か知らないけど森の奥にある原っぱでフウキと追いかけっこしたり木登りして珍しい果物とか採ってきたり鮮やかな色のキノコを採ってきたり。

おじいさんとフウキにはどちゃクソ怒られたこともあったけどまぁ平和にやっている。

そして!今日は初!おじいさん達と街に降りることに!!

マッッジで楽しみ!!!

ずーっと森で暮らしてたから街の様子とかも知らないしそもそもここがどこかも知らないし。

そっして!

テンションが高い理由がもうひとつ!!

それはこの服!!

セーラー風の白いワンピースに髪は三つ編みハーフアップ!!

後ろには白いリボンをつけて麦わら帽子を被ればもう見た目だけはどこぞの深窓の令嬢!!

今日は少し暑いからサンダルを履いて準備完了!!

まっじでかわいい!!

自分で言っちゃうけど結構私って可愛い部類に入るレベルなんよ。

まぁ前世では美男子と呼ばれた兄の妹だったから顔良くないわけなかったしそれが今世にも多分受け継がれてるぽい(フウキから聞いた)し、顔が良くない訳じゃないんだよなぁ。

そんなことを考えているとフウキに話しかけられた。

「、、おい。」

「ん?どしたん?」

「あんまはしゃぎすぎんなよ。」

「おっと。そんなことを言われてももう遅い。私はもうテンション爆上がりの真っ最中だからね!!」

「はぁ、、、。まぁあんま調子乗りすぎて迷子になるなよ。」

「もちのろんですわ!!!」

ふっふん!バカにされちゃあ困りますぜ。

今はこんなんだけど前世では16歳の天才美少女(自称)だったんですから!!

そんな私がまさか迷子なんてするわけが無いんですよ!!




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

迷子です。

フラグが成立されました。

いやこういう時って実はこう言ってたけどフラグが折れて「なんなんだよぉ〜。」ってなるところじゃないん!?

なんで成立されてんだよ!!

てかここどこやねん!!

周りを見ると明らかに闇市場みたいな、、、。

、、、、、闇市場!?

そんなことあるの!?

なんかテンプレでつまんなくない!?

まぁ最近は逆にテンプレ王道が求められる展開になってるけど、、、、。

とにかくメタはここまでにしてまずここから脱出して串エビ焼き食うんだ!!

こういうのは大体いい人がいて街に戻してくれるんだよね。

で、その人が実は悪の人だった的な。

例えばこういう柄が悪そうな人とか、、、。

「あのーーー。すみません。」

「あぁ?」

私が問いかけると明らか嫌そうな顔で私を見てきた。

そして私をジロジロ見ると男は私を嘲笑った。

「はっ。こんなとこにいいとこのガキが何の用だ?自分から売られにきたのか?まぁ確かにお前みたいなガキは高く売れそうだ。」

うん。やばい人でした。

終わったな。どうしたもんか。

私が考え込んでいると男の前にいた長身のすらっとした男がガラの悪い男に問い掛けた。

「なんだ。」

「いやぁここに良さそうなガキがいるんだよ。」

「どれだ。みせてみろ。」

そうして私を見ると、長身男はガラ悪男に目を向けた。

「確かに良さそうだな。こいつは高値で売れるだろう。」

「だろ?こいつを捕まえて奴隷商人に売りつけようぜ。」

「あぁ。そうだな。」

うん。こいつらに期待した私が馬鹿だった。

何となく嫌な予感がしていた私はそっと後ろに下がりそのまま逃げた。

「あっ!!おい!!がきをつかまえろ!!」

そういって男たちは私を追いかけるが山の中で鍛えた脚力と子供特有のすばしっこさを利用し、全力で逃げた。

前回クマの経験で色々鍛えたおかげがあった!!

そうして逃げていると、誰かにぶつかった。

「ちっ!!邪魔!!!」

私がそう怒鳴るとその人はドスの効いた声で答えた。

「誰が邪魔だってぇ?そうそうに迷子になったレオナくん?」

「ひっ!!」

そこには怖い顔で仁王立ちしているフウキがいた。

敵が、、、増えました。

ほんっとに遅れてすみません!!!

久々の投稿です!!

次回は、、あの出来るだけ早く投稿できるようにするのでぜひ暖かい目でお願いします、、!

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