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【完結】転生したら登場人物全員がバッドエンドを迎える鬱小説の悪役だった件  作者: 2626


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リンドス伯爵家が謎の天変地異で消えたらしいよ?怖いねー(棒読み)

 俺の影が俺の体に殺意と狂気と一緒にまとわりついていく。

【魔剣ドゥームブリンガー――展開】

【鎧形態へ変更……装着完了】


 『えっと……リンドス伯爵家と暗殺組織「カタルシア」を絶滅……っと』

『絶滅?先に拷問しないのか?』

 『するよ?この魔剣ドゥームブリンガーの暗い腹の底で、俺達が死ぬまで』

 『そうか、食わせてからたっぷりと嬲れば良いか!』

『うん、肝心な所を邪魔されたくないじゃん?』

例えそれが味方であろうと、仮にデボラ本人であろうと、この復讐の邪魔はされたくない。

 『ジン……貴様は案外に話せるヤツだったのだな』

『俺も前世で、家族全員を殺した犯人を……徹底的に拷問した後で殺してあるからさ。「恨みは捨てて仲良くしよう」なんて言えるのは、恨みの分の鉄槌を下した後じゃないとキツいだろ?』

『ほう……』

『カイン、そんな訳で俺はかなり執念深いし性格も悪いんだ。特に家族を傷つけられるとどうしようもなく激高するみたいで』

『いや、とても落ち着いていると思うが……?』

『いやいや、俺が落ち着いているなら「子供は止めよう」「女性は止めよう」「老人も止めよう」って必ず言うよ?』


 女性で俺達の母親のデボラ。借金ばかりの貧乏男爵家の当主で、しかも病気で奥さんを早くに亡くして2人の子持ち、その育児と借金の返済のために毎日毎日、真面目に働いてくれているスティリコさんをやられたから、俺は『絶滅』なんて事を企んでいるのであって。


『あははははははははははははは!それで構わん!このまま――』


 俺達は魔剣の力で雲の上の天空にまで上っていたが、上昇をそこで止めた。

すると、重力に引かれて――。


 『天から降ってきた災害のごとく』

 『慈悲無き皆殺しと行こうじゃないか!』


 ――着陸の衝撃でリンドス伯爵家の跡地に巨大なクレーターが出来ている。

人気の無い郊外で良かったなー巻き添えは最小限で済んだ。


 【半径3キロメートル圏内の生体反応を走査】

 『人間はいる?』

 【レーダーに対象1体の画像を表示します】


あ、生き残りがいた。格好からしてリンドス伯爵当主のようだ。

「……何が……起きたんだ?」

呆然と吹っ飛んだ跡地を見つめているから、俺達が背後に立つまで気付かなかった。

「ヒッ!?」

咄嗟に風魔法で俺達を切り刻もうとする。

とても良い威力だ。

これなら風魔法の特徴である『情報を司る』ことに関してだって、とても簡単だっただろう。


でも、このドゥームブリンガーは魔法を食べる事も出来るんだぜ?

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