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初歩の呪い

作者: 京極ラク

現在2021年7月某日。


インターネットが発達し、SNSで気軽にいつでもつながれてゲーミングPCが七色に光る。通信機器は世界の隅々までカバーされている。

そんな現代に怖いことなんてある?恐怖することなんてどこにあるのだろうか?

いやいや、そんなのあるわけがない。


例えそれが暗闇のなかだったとしても、スイッチ一つで手軽に明かりがつく。暗い中ならまだしもさ。

ね?何もないでしょ?そこにはただあるべきものがあるだけ。


ためしにちょっと右を見て欲しい。

ね?何もないでしょ?うんうん、ただの日常がある。


左を見て。

こっちにも何もない。


じゃぁ、後ろは?

………




いやいや、振り返ったって何にもなかったでしょ?w

なーんにもない。安心した?今現在、現代社会においてはそんなもんだよ。

はい、終了。


























ただ、鏡を持ってきて後ろを見るなんてことは止めておいた方がいい。









だってさ、普通見えないじゃない。自分の、後ろ側なんて。










振り返って見えるのは、ちょっと前まで後ろだった所だよ。










そうじゃなくて、もっともっと近く、自分の頭の近く。

そうそう、そこ。見える?









一番簡単なのは鏡を持ってきてそこを覗いてみるとか、スマホで写してみるとか…









いや、でもそんなことしなくても、きっとそこには何もないよ?











だから、そんなことをするのは












絶対に、止めた方が、いい。



もしも本当に鏡を持ち出したり、スマホを使ったみたいな方が居られましたら、スケアクロウ(@72urYvTB6J88L4n)までリプライを

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