愛生、泳ぎの練習
日常、バトル、ホラー、恋愛と同時に開始したアイドル系今日も今日とてアキは歌って踊る。
坂田 律との買い物を終えた夜、私はとんでもない真実を知る。
「そういえば、海もプールも山もあるのよね…」
高島 愛生は気づいた。
「水着が…中学生の頃のスクール水着しかない…しかも、泳げないし…」
彼女はカナヅチだったのだ。なので、水着なんてモノを買う理由は中学の授業のためぐらいだった。
「どうしよう…修学旅行では行っても今後の将来海に行くかもわからないのに…」
修学旅行では着るのを避けられない状況は来るはずだ。しかしだ。その後着ることはあるのか…なんてことを考えていたら、突然スマホがなった。斎藤マネージャーからだ。
「もしもし、愛生。いきなりだけど水着あるかしら」
「す、スクール水着なら…」
奇妙な間が空いた。
「・・・そ、そうなの。まさかあなた泳げない…なんてことはないわよね。」
「お、泳げなかったり、したいしなかったりします…」
マネージャーは少し考えて言った。
「そろそろあなた修学旅行に行くのよね。そのために泳ぎを教えるから明日ここに来なさい。」
私はテスト休みで暇をしていたので喜んで了承した。
翌日、斎藤マネージャーの指定したプールへ来た。
「マネージャーって意外にスタイルいいんですね。」
「意外ってなによ。失礼ね」
斎藤マネージャーは意外にボインだった。出ているとこは出ていて、締まっているとこは締まっている。しかし、着痩せしやすいのか全然服を着ているとわからない。それに比べて愛生はまだまだ未熟な体だった。
「それじゃあ体操ね。」
愛生は心で思った。ちょっとマネージャーエロいなと…
(やばっ、おじさんっぽいかも…)
体操を終え、マネージャーは水に浸かった。
「じゃあとりあえず、私の泳ぎを見ていて!」
マネージャーは泳ぎもうまかった。
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