ポリッ、風呂場にポリバケツ
ふざけてました。ある日僕は、10リットル用のポリバケツを水で一杯にしたらどうなるのか試してみたくなったのです。早速、思い立ったらすぐ行動のポリシーで、近所の雑貨屋さんに出掛けました。
店のおばちゃんに何に使うのか?と聞かれましたが、正直に言うとキチガイ認定されそうだったので止めました。正直者には辛い現実でした。そんなこんなでやっと手にいれた青いポリバケツ。ささっと風呂場に持っていき、僕はささっと全裸になりました。そして、シャワーをポリバケツに突っ込んで水をため始めました。内心子供の頃に戻ったような感覚でドキドキしながら水が貯まるのを待ちました。
話が少しそれますが、僕は未来からタイムマシーンにのってやってきた僕に、次の競馬でどの馬券を買えば勝てるか教えて欲しいという願望があります。
僕の願望を語っている間に水が一杯になりました。「よし!!」僕の目的は達成されました。そして、そこそこの満足感とすごく深い絶望感を同時に味わうことができました。その数秒後には、鬱になった僕と10リットルの水が風呂場にありました。
俺…疲れてんのかな……とマジで後悔しました。
でも、後悔したのは僕だけではなくて、今この話を読んでるあなたでもあります。こんな無駄な話を読み、有益な時間を潰してしまった。あなたに謝りたい。「ごめんなさいどん」
とりあえず、ただそれだけの話です。フィクションです。ありがとうございました。