いじめ開始
「光。あたしのこと、
嫌ってるんじゃないの?」
「はぁ?なんでわたしがあかりのこと嫌わなきゃなんないの?」
「…じゃ、仲良くしてくれるの!?」
「あたりまえじゃん。わたしはあかりのこと、大好きだよ。」
やッッッたぁぁぁ!!!!
嬉しい!光が、あたしと仲良くしてくれる!!
そんなことで頭がいっぱいでした。普通なら、なぜいきなり、と、考えるものなんですけど。
そして光は、私の性格を私以上に理解していました。
私はたぶん、安心すると、相手を信用しきって、たとえいじめられたり、騙されても、相手を裏切ることのできない、そして、それが続いても、自分の中にしまい込んでしまう。簡単に言うと、潔白、誠実、天然、アホなのです。
だから、光はあんな行動に出たのでしょう。
「あかり。一緒に帰ろ!」
「いいよ。」
その時の私は光を信用しきっていました。
「よりたいところがあるんだけど…いい?」
「うん。いいよ。買い物とか?」
「ん…。まあ、そんなとこ。」
疑わなかった。
「ちょ…ちょっと、どこまで行くのぉ!?」
「もうちょっと〜…。」
光はどんどんしげみの中へ…。
つか、ここにこんなとこあったの?
ぼろっちいとかではないけど…どう見たって空き家とわかる建物が見えてきた。
光はその中へ入っていく…。
「どうしたの?早く来なよ。」
「え゛。あたしも行くのぉ?」
「あたりまえでしょ。ほら、早く〜。」
私は光に腕をつかまれ、空き家の中に、投げ飛ばされました。
ダァン!
「いっ…たぁ…。」
ギィ…
この床はきしむ。
「な…何…?」
「わたし達。友達よね。」
「え!?うん…。」
「友達なら、お願い、聞いてくれるよね。」
「え!?」
よく聞き取れなかった。床にたたきつけられて、背中が凄く痛かったし。
ギィ…ギィ…
「!?」
なんか、ヤクザっぽい人たちが入ってきた。
「あかりはぁ〜いじめられても許してくれるよね〜〜〜…。」
「な…!?」
ガタガタッッッ
…。
ダレカタスケテ…。
私は眠らされた。




