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第八話 見テハナラナイモノ

「まさに、"ファナティック"だな」


レイモンが青ざめた顔で呻いた。


ワンピースを着たゴブリン。


そのインパクトは余りに大きかった。ジャック達は一目で

吐きそうになったほどだ。仮想現実でソレが実装されていなくて本当に助かった。


「胸パッドといい、この変態ゴブリンといい、このゲームって色物だったのかしら?」


「そんなことはどうでもいいよ。僕は関わりたくないから、早くなんとかして」


「自分の同胞をそんなに毛嫌いしなくてもいいのに」


「なんで同胞扱いされてるんです?」


「同じ変態じゃない?」


「ちゃうわい!!」


「いつまで遊んでる! 来るぞ!」


ジャックとカタリナの口喧嘩をレイモンの厳しい叱責が遮る。その声には今まで感じられた余裕が全くなかった。

誰もがその外見のインパクトに気を取られる中で、レイモンだけはこのユニークモンスターの実力に気が付いたのだ。


全員の視線が集まる中で、ゴブリンはどこからともなく取り出した鈍い金色の光沢を放つ長剣を構えた。


最初に飛び出したのはレイモンだった。滑るような足取りで一気に間合いを詰め、袈裟切りの一撃をゴブリンの肩に食い込ませた。


ぐるっぴぃぃ!!


女装ゴブリンは奇妙な悲鳴を上げると、お返しとばかりにレイモンめがけて長剣の一撃を放つ。


ガキッ!


レイモンがその一撃を受け止めると、ゴブリンは力任せに押し込もうとする。


しかし・・・


「"柄打ち"」


そう呟くと同時にフっとレイモンの上体が沈み込み、レイモンのエストックが長剣と打ち合った一点を支点にしてクルリと翻り、ゴブリンの懐に潜り込むと同時に、その柄を顔面に打ち込んだ。


ぐぴぃぃ!


その一撃はほとんどダメージにはならなかったが、一瞬怯ませることはできた。

その隙をついてレイモンは流星のような連撃を打ち込む。


「な、なんだありゃ」


ジャックは呆れて呟いた。ジャックがゴブリンの元にたどり着くよりも早く、ゴブリンはレイモンに滅多切りにされていた。


「スキルのエフェクトがでなかったけど、あの"柄打ち"って何だったんだろうね、馬頭君」


「多分、スキルじゃなくて、レイモン君自身の技じゃないかな。確か、彼の家って剣術の道場だったよね、鹿野さん」


短剣を手にジャックの隣を走るハーミットと、狙撃位置をとろうと移動している弓を構えたチャリオットが驚いたような声で言葉を交わす。


これは、自分の出番もなく決着が付くかもしれない。そうジャックが思ったときだった。


女装ゴブリンは大きく後ろに飛び退くと、何故か傷一つないワンピースを掻き抱くようなポーズを取る。


「不味いわ! 何かスキルを使う気よ!」


後ろで魔法の準備をしていたカタリナがゴブリンの目的に気付き、皆に注意を促す。


だが、レイモン達が反応するよりも早くゴブリンは動いた。

体をくねらせ、低く重い異様な呻きを漏らす。

それは驚いたことに人間の言葉だった。




『イヤァン。えっぢ』




「・・・」


「・・・」


「・・・」


「・・・」


「・・・ハッ!」


女装ゴブリンのお色気ポーズを見たレイモン達の意識が一瞬とんだ。


そして、レイモンが気付いたときにはゴブリンの長剣が今まさにレイモンめがけて降り降ろされるところだった。


「くっ! しまった、範囲スタンか!?」


とても受け止められるタイミングではなく、とっさに地面に身を投げ出したが、完全には避けられずゴブリンの剣がレイモンの肩を抉っていた。


女装ゴブリンのセクシーポーズは、プレイヤーへの精神的な打撃以外にも、スタン効果、プレイヤーを短時間の行動不能に陥らせる状態異常の効果もあったのだ。


今度は女装ゴブリンが立て続けに剣撃を打ち込み、レイモンは防戦一方になる。




昔のゲームと現在のVRゲームの最大の違いは何か。


それはVRゲームが誕生してから何度も議論されてきた。

だが、規格が統一されてからは、一つの意見にまとまっている。


それは、疑似痛覚。


痛覚の一部をフィードバックさせるというシステムは、ある意味使用者に危害を加えるシステムであり、このシステムを搭載することの倫理的問題が争われた。


だが、疑似痛覚は仮想現実の世界のリアリティ確保の為の構成要素であり加害目的ではないとして、最終的に規格に盛り込まれた。


この疑似痛覚の採用により、VRゲームは従来のゲームにはない負傷する恐怖と緊張という要素を取り込んだ。


その結果、今のようにたった一撃のダメージで攻守が入れ替わってしまうようになった。

こうなってしまうと、一人では態勢を立て直すのは困難だ。


そう、一人では。


「せいっ!」


かけ声と共に、側面に回り込んだジャックがハンマーの一撃を加え、素早く体を反転させた女装ゴブリンが長剣でその一撃を防いだ。


ギンッ!


女装ゴブリンとジャックのレベル差は明確だった。ジャックの渾身の一撃は片手で軽く弾かれてしまう。


「くそっ!」


レベル差があるのはわかっていたが、女装ゴブリンに軽くあしらわれるのは、プライドを酷く傷つけられた。


だが、ジャックの目的は達成していた。


ザクッ!


ぐるおおおぉぉぉ!


がら空きになった女装ゴブリンの背中に、ハーミットの短剣が根本まで突き刺さる。

振り返ろうとする女装ゴブリンにハンマーを立て続けに打ち込んでその長剣を封じ込め、ハーミットが追い打ちをかけようとする。


しかし、女装ゴブリンもみすみすとはやられなかった。


ブンッ、ドカッ!


「きゃぁぁ!」


「鹿野さん!!」


女装ゴブリンはジャックの攻撃を片手で捌きながら、回し蹴りをハーミットの鳩尾に打ち込む。

ハーミットの体が軽々と中を舞い、その瞬間に見あるものがジャックの視界に映り、彼は驚愕の呻きを漏らした。




「馬鹿な! 白だと!」




そう、女装ゴブリンは純白のパンツをしていたのだ!!




「「「「キモッ!!」」」」


吹き飛ばされたハーミットを除く、全員の声が唱和した。


「気持ち悪いわね。この変態ゴブリンもだけど、特にゴブリンのパンツに注目する男は」


「シァァラップ!!」


「大丈夫かい、鹿野さん」


ジャックとカタリナが口論している間に、弓で女装ゴブリンを牽制しながらハーミットのもとにたどり着いたチャリオットが心配そうに彼女の様子を確かめた。


しかし・・・


「いやぁぁぁぁ!」


「ど、どうしたんだい、鹿野さん!?」


ハーミットが頭を抱えて悲鳴を上げ、思いがけない反応にチャリオットが慌てふためく。

全員の視線が集まる中で、必死にハーミットを宥めた。


「落ち着いて。大丈夫、私がここにいるよ、鹿野さん」


「ああ・あ・・・あ・・・」


「何があったんだい、鹿野さん」


「・・・見えたの・・・」


「見えた? 何が見えたの、鹿野さん」


赤子を宥めるように、優しい、優しい声でチャリオットが先を促した。


「見えた・・・見えたの・・・パンツの横からはみ出してたの!! よこチ・・・」


「ストォォォップ!! それ以上言っちゃ駄目だ!」


思わずハーミットの言葉を遮るジャック。


「じゃ、じゃあ、はみチ・・」


「それも駄目だ、ハーミット! もうR15だ!」


「このゲームは全年齢指定だから大丈夫なんじゃないかしら」


「そういう問題じゃなくて、女の子として終わりですよ、鷹尾先輩」


「女の子に夢を持ち過ぎよ。男子のいない所ではそんなのより遙かにエグいことを当然のように話しますのよ」


「紗奈、そんな赤裸々な告白はいいから」


レイモンが疲れたように呟く。チャリオットは目を白黒させて口から泡を吹きそうになっていた。

カタリナは小さく肩をすくめ、興味をなくしたように視線をそらせた。


「まあ、それは良いのですけれど・・・ファイア・アロー!!」


ギアァァァ!


カタリナがワンドを振るうと、ワンドから火の矢が放たれ、レイモンを背後から襲いかかろうとしていた女装ゴブリンを火だるまにする。


「良くはないが、今はこっちが先決だな」


レイモンはエストックの剣先を女装ゴブリンに向け、一気に間合いを詰めると同時に叫んだ。


『ラッシュ!!』


走り寄るレイモンの体から青白いオーラのようなエフェクトが発生し、女装ゴブリンめがけて無数の斬撃が打ち込まれる!


ドガガガガッ!




グルオォォォォォォ!!




レイモンのスキルが女装ゴブリンのHPをゼロにし、女装ゴブリンは赤い粒子となって散っていった。


レイモンはファナティック・ゴブリンの討伐に成功したのだ。


止めを刺し安堵の息をついたレイモンのもとへ、ジャック以外の歓声をあげて駆け寄る。


「流石はレイモンね」


「格好良かったです、レイモンさん。ね、馬頭さん」


「ほとんどレイモン君一人で倒したようなものだからね、鹿野さん。でも、最後のはスキルですか? いつの間に取得していたんです?」


チャリオットの疑問に、恥ずかしそうな顔をしながらもレイモンは答えた。


「闘っている最中に取得したんだ。特定の行動をとると取得できるスキルもあるみたいだ」


「どんなスキルなのか聞いても良いかしら?」


「剣士のスキル"ラッシュ"だよ。効果は見ての通り連続攻撃するスキルだね。取得条件は剣士のクラスで一定回数連続攻撃を成功させることだ」


メニューノートを開きながら解説を確認する。


「そういえば、これまでレイモンはグレイウルフあたりなら一撃で退治していましたわね。それで今まで取得条件を満たさなかったのでしょうね」


「グレイウルフは急所を狙えば簡単に倒せるからね。ファナティック・ゴブリンにはそもそも急所が設定されてなかったみたいだ」


「まあ、ユニークモンスターが急所の一撃で倒されたらちょっと悲しいから、それはしかたないよね、馬頭君」


「ソロでやってる人にはちょっとキツいかもしれないけど、仕方がないよね、鹿野さん」


その時、ふと思い出したようにカタリナが訊ねた。


「そういえば、最初に使っていた"柄打ち"って何なのかしら?」


「あ、それは気になったね、馬頭君」


「そうだね、鹿野さん。やっぱり、レイモン君の実家の道場で習った技なの?」


「ああ、そうだよ。もっとも、ウチの道場の秘伝の技とかじゃなくて、剣術ではよくある技だけどな。本来は短い刃物などを持った相手に懐に飛び込まれそうになったときに使う技だ。あんな風に鍔競り合いから懐に飛び込んで仕掛けられるのはVRならではだな。実戦ならまず成功しない。失敗しても怪我しいって安心感があったのと、AI相手だから動きが単純だったからできたことだな」


「でもさ・・・」


そこでジャックは気になった。


「だったら、技の名前呼ぶ必要なくない?」


「・・・・・・・・(聞こえるとは思わなかったんだ)」


レイモンがなにやら呟くが、ジャックにはよく聞こえなかった。

首を傾げて顔をのぞき込むと、顔を真っ赤にして顔を逸らしてしまう。


「と、とにかくだ。ドロップの確認しようぜ。一旦集めて分配しよう」


「ふふふ、そうね。レイモンの言うとおりにしましょう」


カタリナがクスクスと笑いながら同意した。


パーティーを組んでいる時のドロップは各メンバーにランダムに分配される。


途中で会ったゴブリンは全部レイモンが倒していたので、レイモンのものということで決着した。レイモンはずっと均等に分配するべきだと主張していたが、流石に賛同するほどの恥知らずはいなかった。


問題となったのはファナティック・ゴブリンのドロップだった。


「・・・これだけか」


ドロップは五人に丁度一つづつのようだ。


青銅のブロードソード  × 1

ゴブリンの布      × 2

ゴブリンの宝玉     × 1

ゴブリンのワンピース  × 1


これらの内、ゴブリンの布は通常のゴブリンもドロップするものだ。

そして、ゴブリンの宝玉はレアドロップで、解説を読むと装備の強化に使える。

青銅のブロードソードは鍛冶屋が造れるが、素材もレベルも足りないので、今ではまだ誰も造れない装備だ。


ゴブリンのワンピースはこのファナティック・ゴブリンだけがドロップするユニークアイテムだ。


「今使っているエストックより性能は良いけど、そこまで差はないから別にいいかな」


「私は剣は使わないわね」


「あたしもです」


「僕もかな」


レイモン、カタリナ、ハーミット、ジャックの意見が一致し、全員の視線がチャリオットに向かう。


「なら、私が貰っていいか? その内サブクラスを剣士にすると思う」


「異論はないわね」


カタリナ以外のメンバーも異論はなく、青銅のブロードソードはチャリオットのものとなった。


実はジャックは内心欲しいとは思っていたが、自分はレイモンの、守人のグループの人間ではなく、今回はお客さんだということを自覚していたので遠慮することにした。


「次は、ゴブリンの宝玉だけど・・・これはレイモンで良いわね」


カタリナが皆に確認すが、誰も反論しなかった。


ただ一人を除いては。


「いや、貰えるんなら嬉しいけど、ゴブリンの宝玉なら他にも欲しがってる奴がいるんじゃないか? もうちょっと相談して決めるべきだろう」


「ほとんどレイモン一人で倒したようなものでしょう。誰も異論はありませんわよ」


「でもなぁ・・・」


「守人! 自分のやったことに自信を持ちなさいな。そんな風に謙遜するとかえって周りに不誠実ですわよ」


「・・・そうか・・・な」


カタリナに叱責されたレイモンが周りを見回すと、彼の仲間達が小さく頷いた。

ジャックも皆と同じように頷いた。

本当は否定してみたかったが、それができる雰囲気ではなかった。

ジャックは空気の読める人間なのだ。


「分かった、ありがたく頂くよ」


レイモンが受け取り、全員の視線が残ったドロップに集まる。


「・・・これ、どうようか、馬頭君」


「一応相談して決めようよ、鹿野さん」


残っているのはゴブリンの布と・・・ゴブリンのワンピース。

どちらもゴミドロップだ。


アイテム名:ゴブリンのワンピース

   分類:上下服ユニーク DEF:7 耐久性:15/15 特性:ヘイト上昇率向上


性能としては悪くない。

悪くないが、アレが着ていたことを思い出すと・・・


「僕はゴブリンの布で良いかな。ワンピースなんて貰っても困る」


「で、でも、高く売れるかもしれませんよ。ねぇ、馬頭君」


「そ、そうだね、鹿野さん」


「貴方の胸パッドとセットで装備すれば良いんじゃない?」


「誰がするか!」


ジャックはごくごく平凡な容姿をしている。間違っても女装の似合う男ではない。


「でも、ゲームなんだから、気にせず自分の着たい服を着れば良いんじゃんかな。ねぇ、鹿野さん」


「ええ、大丈夫です。男の娘は需要があります。恥ずかしがる必要はありませんよ。ねぇ、馬頭君」


「僕に女装趣味はない! 鷹尾先輩! あんた、根も葉もない噂をどれだけばらまいてるんだ!!」


「大丈夫。真実しか広めてないわ」


「嘘付け!」


「まあ、まあ、確かに男がワンピースを貰っても困るよな。これはカタリナかハーミットで良いんじゃないか?」


口論を見かねたレイモンが仲裁に入るが、カタリナもハーミットも微妙な顔でワンピースを見ていた。


「私はいりませんわ」


「あたしも・・・」


その時、レイモンがあるアイデアを閃いた。


「そうだ。残りのドロップを委託販売に任せて、お金を後で均等に分配すればいい」


「なるほど」


「それがベストでしょうね」


レイモンの提案は誰の目にも妥当で、ジャック達はワンピースを押しつけられずにほっとした。




「あとは、あの子をどうするかだな」


レイモンがそう言って視線を向けたのは、最初にファナティック・ゴブリンに遭遇した、あの悲鳴の主の少女だった。

ジャックはその存在をすっかりと忘れていた。ついでにカタリナも忘れていたようだった。

驚いたように少女に視線を向けた後、揃って視線を逸らす。


その少女は居心地が悪そうにこちらの様子を窺っている。


なんでも友人と二人で薬草取りに森に入ったところで、不意打ちに遭い、友人は先に死に戻りしてしまい一人取り残されてしまったらしい。


「一人で帰るにはレベルが低いそうだから、パーティーに入れてあげたいけど、もう上限の五人が揃っているんだよな」


レイモンが困った顔をして皆の顔を見回した。


「誰かが抜けて、代わりにこの子を入れるしかないわね」


そう言ってカタリナが視線を向けたのは・・・ジャックだった。


カタリナの意図に気付いて、ジャックが慌てて抗議する。


「いや、こんな所で置いてかれても困るぞ」


「元々、ソロで狩りをする気だったのでしょう?」


「森じゃレベルが高くて狩りなんて無理だよ。第一、一度町に戻るつもりだったから、回復アイテムとか用意してない」


「大丈夫、大丈夫。ここからならすぐに森から出られるから」


「カタリナ。ちょっと強引じゃないか?」


見かねたレイモンがカタリナを止めようとするが、カタリナは一歩も譲らない。


「でも、女の子を一人置いていく訳にはいかないでしょう」


「それはそうだが・・・まあ、仕方がないか」


「ちょっと、あっさり言いくるめられないでよ!!」


ジャックは思わず悲鳴をあげる。


「まあ、この辺りなら出てもせいぜいグレイウルフかゴブリンだから何とかなるだろ」


「何とかなるのはレイモンだけだから!」


女性最優先という思考と、この辺りのモンスターは大したことがないという思い込み(確かにレイモンにとっては大したことはないのだが)がレイモンの目を曇らせていた。


チャリオットとハーミットは心配そうにはしているのだが、カタリナの顔色を窺って口を挟もうとはしない。

カタリナは楽しそうな笑みを浮かべ、彼女から見えないようにハーミットが手を合わせて謝っていた。

チャリオットがこっそりと「ドSだ」と呟く。





結局、レイモン達はジャックに謝りながら少女を連れて行ってしまった。


「薄情者・・・」




パーティー組んでなくても一緒に行けば危険は少ないんじゃないか、ということに気付いたのは、彼らの姿が見えなくなってからだった。




かくして、ジャックは森に取り残された。


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