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転生エルフの天才美少女科学者、料理概念ゼロの世界で家庭料理無双始めました ~研究に集中したいだけなのに、飯テロ聖女と勘違いされて困ってます~  作者: 藍埜佑
第14章:賑やかな旅路:湖畔の町と三人の乙女(?)

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第14章9節: 幕間:謎の石碑と古代文字(リリアとアリアも興味津々)

 シルヴァミルの町外れ、湖を見下ろす小高い丘の上に、古い石碑が立っているという話を宿屋の主人から聞いた。何でも、町が出来るずっと昔からそこにあるらしい。私は興味を覚え、リリアとアリアを誘って見に行くことにした。


 石碑は風雨に晒され、所々が欠けていたが、その表面にはびっしりと、見たこともない模様のようなものが刻まれていた。それは、私が解読を進めている古代文字の一種に酷似していたが、さらに古い様式か、あるいは地域的な変異か、完全には一致しない。


「ハルカお姉さま、これ、何て書いてあるのですか?」


 アリアが、石碑の文字を不思議そうに指差す。


「うーん、これは古い文字みたいだね。あたしにはさっぱり読めないや」


 リリアもお手上げといった様子だ。

 私は石碑の前に屈み込み、その文字を注意深く観察した。


 所々、判読可能な単語がある。これもこれまでの勉強の成果だ。『湖』『恵み』『怒り』『鎮める』……。そして、繰り返し現れる、魚の形をした象形文字。


「……これは、湖の精霊か何かに対する、祈りや戒めの言葉かもしれんな」


 私は推測を口にした。


 この石碑が、現在の不漁と何か関係があるのだろうか? あるいは、過去の「食の災厄」とも繋がる手がかりが隠されている?


 私は石碑の拓本(これも即席の道具で)を取り、持ち帰って詳しく調べることにした。リリアとアリアも、謎めいた古代文字と、それを読み解こうとする私の真剣な様子に、興味津々といった表情で見入っていた。彼女たちにとっても、これは新たな世界の発見なのだろう。



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