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転生エルフの天才美少女科学者、料理概念ゼロの世界で家庭料理無双始めました ~研究に集中したいだけなのに、飯テロ聖女と勘違いされて困ってます~  作者: 藍埜佑
第14章:賑やかな旅路:湖畔の町と三人の乙女(?)

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第14章4節: 三人旅、いざシルヴァミルへ

 数日後。アッシュウッド村の広場には、辺境伯家から手配された、前回よりも少し小型だが、それでも立派な馬車が用意されていた。


 グレイアムはアリアの世話役として、そして私は専門家として、そしてリリアは……なぜか大きなリュックを背負い、やる気満々の助手(自称)として、その馬車に乗り込んだ。


「それではハルカ様、アリアお嬢様、リリアさん。シルヴァミルへ向けて出発いたします」


 グレイアムの合図で、馬車はゆっくりと動き出した。村人たち(カイやボルガン、そしてなぜかジェイドもいる)が、手を振って見送ってくれている。


 馬車の中は、三人の少女(まあ、私も外見上はそう見えるだろう)が乗るには十分な広さだったが、雰囲気は少々ぎこちない。リリアとアリアは、互いにそっぽを向き、時折牽制するようにチラチラと相手を見ている。私はその間に挟まれ、研究ノートを広げて平静を装っていたが、内心では頭痛を覚えていた。


「ハルカお姉さま、馬車は快適ですわね。わたくし、以前は長旅は苦手でしたけれど、今は全然平気ですのよ」


 アリアが、私にだけ聞こえるように、しかし明らかにリリアを意識して話しかけてくる。

「へえ、そうなんだ。あたしは馬車なんて初めて乗ったけど、結構揺れるんだね。でも、これくらいなら平気だよ。ハルカさんのお手伝いもちゃんとできるから!」


 リリアも負けじと、私にアピールするように言う。


 ……やれやれ。


 この調子で、目的地まで持つだろうか。

 私は、これから始まる数日間の旅路の長さを、改めて実感せずにはいられなかった。


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