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四神相応  作者: たま


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若手俳優

「そうだ!俳優だよ~確か!」

見波が思い出したように言う。

「僕の好きな戦隊モノで黒やってた人だ!

戦隊モノ終わった後は見たことないけど…」

「白鷺同志の事?」朝食の片付けしながら有間が聞く。

「そうです。アキラは見てなかった?電撃ゼノンっての?」見波が同い年のアキラに聞く。

「…その頃、僕、植物人間だったからなあ〜

病院の幽霊達と毎日遊んでたわ〜」有間手作りのカスタードプリンが美味かったのか?

まだスプーンをなめながらアキラが気のない返事をする。

「あ〜そうだ。アキラは小学校はほとんど死んでたんだよ。大阪の大学病院が奈良に建て替えなって、そのまま運ばれて来たんだよ。」有間が思い出したように話す。

「前から聞いてたけど、そうか!テレビとか全然知らないんだね。」見波が改めて驚く。

「そう、山背が入ってなかったら僕は今でも幽霊だと思う。

まあ、だから霊の方が慣れ親しんできた感じ?仲間意識強いな。」

アキラが、お茶目にウインクする。

出会った頃は殺伐とした奴だと思っていたが、この頃は子供っぽい部分もあるし、可愛いような気がしてきた。

最初のツンケンは警戒心が人より強いからで、慣れると面倒見の良い奴な気が…

「また調べとくよ。なんで俳優辞めたのか?

山背の後輩の西本とどこで会ったのか?」有間がメモする。

「白鷺って、とにかく守護霊も何も付いてなかったんだよ、最初。あんな奴珍しいよ。

頭は凄く良いんだろな、認めるよ。」アキラがまだ悔しそうだ。

「年の功もあるよ。18歳で殺されたけど、あの頃天智天皇はちょうど今の僕の年齢だったから〜

ああ〜それは殺すなって思う。

年食うほど怖くなるんだよ、色んなことが。

だから、目が行き届く切り捨てやすい箇所に配置されたんだよ、新人だから。」

見波からすると不思議な話だが、有間は18歳でいつも身内に殺される運命を1300年繰り返していたらしい。

だから初めての30代を現在経験している。

そして有間を殺した天智天皇の気持ちが分かるようになったらしい。


「それより白鷺の動向が分かるようになったんだろ?

どうなの?」有間がアキラに聞く。

「詳しい場所は分からないが玄武と鳳凰は同時らしい。それより気になるのは…」アキラが言い澱む。

「もっとヤバいこと考えてる気がする。血が足りない!血が足りない!ばかり聞こえてくるんだ。」

アキラが腕組みして山背みたいなポーズをする。

「物騒だね〜4.5人じゃ足りないのかな?」有間も首をひねる。 


見波は、前に有間が書いた四神の位置とその中央を

地図で確認しながら、ある事に気づく。

「あの…この真ん中、御所の位置だと勝手に思ってたんですが…違いますね?」

そう京都御所からかなり左にズレてる。

北野天満宮と二条城寄りだ。

「そこが元々の御所の場所だからね〜今の場所は最近だよ。だから四神からはズレてる。」

有間が当然と言うように話す。

「えっ、どういう事ですか?」見波の目が点になる。

「そうかあ〜普通は知らないか!

御所は何回も焼けたり災害で壊れてるんだよね〜昔から。

その度に場所も移動してるんだよ。」有間が肩をすくめて話す。

「移動して良いんですか?」見波が驚く。

「出来れば移動しない方が良いけどね〜西側は水害や

疫病がよく起こって、仕方なく東へ東へズレたんだよね〜」



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