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四神相応  作者: たま


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22/41

ライブ

チケットを取っていたライブに見波1人で行かせたく無かったのか?

又はライブに来る約束をしてたはずのマリアがどう登場するのか?見たかったのか?

アキラは、見波と一緒にローズとデイジーのお披露目ライブに来た。

教団の奉仕者(スタッフ)は色んな活動をしていた。

が、マリアの警護だったアキラに仕事はない。

なんでいるの?的な顔するスタッフもいたが、最高に

機嫌が悪いアキラは、どうでも良いらしい。

見波の方が気を使ってハラハラした。


「白虎は嵐山だったから、後は玄武の貴船か?

青龍の東山か?鳳凰の巨椋池だ。

マリアはどこで供仏にされたか分からない。

もしかしたら、ライブでヒントがあるかもしれない。

行っといで〜」

と2人で有間に追い出されたのだ。

機嫌の悪いアキラに屋敷で暴れられたくなかったのかも?

私服刑事らしき人やマスコミなど、教団や客は若い学生しかいないのでモロ浮いた人達もチラホラ見受ける。

広瀬マリアが失踪したとまだ知らないのだろう。

集まっている客もほとんどはマリアを見に来てる。

入り口だって、まだ顔の知られていないデイジーとローズより大きなパネルで

『広瀬マリア、最期のご挨拶です♪みんな、ありがとう〜そして、さようなら』と大々的に宣伝してる。


「これで来ないとか消えるとか有り得ないだろ!

クソッ!」アキラが喫煙コーナーのバケツを思いっきり蹴る。

「もう、ヤメてよ〜アキラ〜」見波がスタッフに頭を下げながらバケツを拾いに走った。


ライブが始まる。

会場が暗転し、広瀬マリアの声が響く。

もう今はこんな声出せない。

「前もって録音してたな、チッ」アキラが結構大きな声で舌打ちする。

「皆さん、今日はここに来てくれてありがとう。

貴方に会えたことが私の奇跡です。

この思い出を胸に私は新たな来世へ旅立ちます!」

ステージに大きく映し出されたマリアが、優しく微笑む。

周りは明るい雲のようもので覆われた美しく発光する世界で教団の衣装だが、もっとキリストのように長いロングドレスになっている。

「すみません。今、私は会場ではなく来世の入り口にいます。

なぜなら、もう私はこの世にいないのです。」

会場がザワつく。

「でも悲しまないで。もう私は苦しくない痛くない。

今は穏やかに待っています。」

広瀬マリアに後光が指し会場全てが光に包まれる。

「あっ、来世の扉が開いたみたいです。

新しい私の人生が始まります。今度は貴方の妹に。

娘に。恋人に。

知らぬ間に貴方のそばで微笑んでいるかも知れません。」

光量はますます増していく。

「現世は後輩達に託していきます。貴方の新しい光となりますように!」

ローズとデイジーがその光の中から、激しいドラムの音と共に飛び出してきた。




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