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四神相応  作者: たま


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10/41

遊絲舎

見波の大学は京都のほぼ中央にある遊絲舎だ。

文武両道のバランスの取れた私立だ。

水球でも有名でアキラは結構目立つ学生で選手だった。

ただバイトが忙しかった見波が知らなかっただけだった。

夏休み中に関わらず、「教団に興味がある」とパンフの連絡先に電話をしたら

すぐにレスがあった。

ちなみに見波は返事なし。留守電で終わった。

有間が、「お金取られてるから敬遠されたのかもよ?」と慰めてくれた。

だが待ち合わせの河原町の喫茶店には、見波も付き添う。

アキラより何倍も情熱を込めて面接に挑む!気合いで

教団に接触した。

やはり真っ白なあの衣装でかなり高位の人らしい人が

部下と共に来た。

年齢は有間ぐらいか?

しかも、有間とひけを取らない美貌の男性だった。

真っ白な衣装でより特別な人物のような威厳がある。

「畑中アキラくんだよね?水球での活躍は、京都の学生新聞でも拝見してるよ。」

ニコニコと握手を求めてきた。

「友人から熱心に勧められまして〜」と見波を指差して

やる気のない挨拶をした。

「ほう、君が畑中アキラ君に紹介してくれたのか?

で君はどうやって?知ったのかな?」少し警戒されてる?

練ってきたストーリーで挑む。

「実は失恋して傷心の時に、このパンフを街で貰って。」教団は女性信者もアイドル売りしている。

『広瀬マリア信徒の握手会』なる有料のイベントのチラシを出してきた。

「これにフラッと参加しまして〜彼女が手を握って

失恋なんか恋の入り口よ。これから素敵な恋を探してね。と言われて立ち直ったんですよ!僕は!

だから自分も彼女の傍に行きたいなっと」

どうせ教団には、「一金づる要員」として記録されてる可能性がある。

ならば、それに乗っかろうと言うことになった。

「あ〜ッ、高いお布施だったのに参加してくれたんだ。

ありがとうね。」

教団の3人はニヤッとした。

教団内の地位は、上納金と奉仕の高さで決まる。

太い金づるを皆が欲しいのだ。

見波はカモとして印象付けれれば良い。

そう割り切った。

アキラのやる気の無さは、すぐ相手に伝わったようだ。

「どうかな?今から我々のガーデンに来ないかい?

他は外部の人に非公開なんだが、ガーデンは開かれた場所で会員にも友人を連れてきて良い場所として公開してるんだ。」

「良かったら、見波くんも一緒に?広瀬マリアの発言と写真を飾ったコーナーもあるよ。」

「えっ、そんなのあるんですか?ぜひ〜!

なあ、アキラも行こうよ〜ねえ〜」見波の演技は、本当かウソか分からないレベルにすごい。

「僕は若い女興味ないからなあ〜年増で気が強くてサルみたいな女が好きだし。」アキラも本音かウソか分からない。

「ハハッ、コアな好みだね。そんな人、居たかなあ〜?」幹部ぽい人が悩んでる。

「コイツは、俺が行けば付いてくるんで気にしないで下さい!」話をややこしくするアキラに見波が焦る。

「鴨川神社の近くなんだ。この地図見て来てくれたら良いから。」教団のメンバーは、黒塗りのベンツで帰って行った。

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