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ハイロウの狂気じみた独白が終わった後

ぴくり。とも動かなかったユザリーが


豪奢な純白なドレスをまるで結婚式のように見事に捌き


カーテーシーを決め。


ハイロウ第二王子に向かい立ち。


瞳はハイロウ第二王子の後ろに今はまだいない人達にも向かって。


ユザリーは朗朗と


「この生きる意味すらない悪辣な世界で、紳士淑女の皆々様。

さぁ、今この時から生まれてきた事すら後悔をする。」


ニヤリ、と。

「復讐劇に踊り狂い合いましょう」



まるで、ユザリーの後ろから。


今まで堪えにこらえていた



復讐心が炎の様にユザリーから沸き立っているかのように


ハイロウ第二王子には見え。


あれほど、ユザリーを責めた口がガクガクとなぜか震えだすのをとめれず


ユザリーの怒りよりも世界全てを憎しむようなドロリとした決意に



その場は圧倒された。


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