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山田霊子さんの心霊日記  作者: 砂糖ばなな
17/21

4月7日

今回は少し短いかもしれません。

4月7日 (木) 雨

今日は、入学式の準備があったのです。私は、基本的に力仕事は苦手なので、ほとんどさぼっていました。ハゲの怒鳴り声が100回くらい聞こえたけど、私は動じませんでした。

それはさておき、今日の下校中の出来事を話しましょう。

今日は朝から、土砂降りの雨でした。

帰りは降っていませんでしたが、服が濡れて気持ち悪かったので、急いで帰りました。

学校の近くの公園の横断歩道にさしかかった時です。


「ビビビビビッ。」


かなり近くで、防犯ブザーの鳴る音がしました。

すぐに止んだので、間違いだったのです。

そして、ふと横断歩道のボタンの方を見ると、押されていないことに気がつきました。

おかしいと思ったのです。私が来る前から、何人かの男子グループがいるというのに。

まあ、忘れたのでしょうか。何てことを思いながら、信号の方に目をやりました。

その時。


ふっと、話声がやみました。

さっきまでいた、何人かの男子が、何処にもいないのです。

周りにも、いません。一人も見当たらないのです。

探していた時、私の耳元で誰かがささやきました。


「僕は、此処だよ。」


ちょうど小学生くらいの、幼く高い声でした。

それから、だんだん遠のいていくような笑い声も聴こえました。


・・・怖くなんて、無いんですよ。

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