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闇の帝国    作者: 大和 武
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 第 72 話。 又も助ける事になるとは。

 話は少し戻り。


「小隊長、本当に遅いですねぇ~、自分は明日か明後日頃には出発されると思うんですが。」


「う~ん、これだけは私もさっぱりわからないですよ。」


「やっぱりねぇ~、でも何時までも駐屯地に居る方が危ないですよねぇ~。」


「私も其れは考えて要るんですが。」


「じゃ~今日当たり一度行って見ましょうか。」


 彼らは大岩付近で飯田達を待つ月光隊で、予定よりも数日遅れており、今日も待つがもう陽が暮


れようとしており、分隊で駐屯地を偵察に行くと言う。


「では分隊で様子を探って下さい。」


 小隊長は自分が行きたいと、だが小隊長の任務は個人の為では無く、中隊の、いや連合国の為で、


分隊の兵士は慣れた足取りで駐屯地へと向かうが、辺りを警戒しながらも二時半程で駐屯地近くに


着き、直ぐ様子を伺い始めた。


 その頃になると駐屯地の灯りは殆ど消え、出入口付近と中央の通り以外は全く灯りも無いが、月


明かりで駐屯地内は薄暗い、分隊の兵士はまるで自分の庭を歩くかの様に倉庫前に並べて有る馬車


に近付き、お互い声を出す事も無く調べ、そして、四半時程して駐屯地を抜け大岩へと小走りで少


し行った所で歩き始めた。


「やっぱりなぁ~、多分夜の明ける頃に出発するぞ。」


「うん、其れは間違い無い、だが一体あれはなんだ、やたらとでかい荷が有ったぞ。」


「そうだなぁ~、オレも初めて見たが一体何に使う物なんだろうかなぁ~。」


 兵士達が見たでかい物とは陸蒸気の巨釜で、だが今まで陸蒸気など見た事も無く、理解する事は


不可能で有る。


「なんだ、向こう側からなんだ凄い数の松明が近付いて来るぞ。」


 分隊の兵士が見たのは数十本、いやもっと有るだろうか松明の灯りで、官軍兵なのか、いや野盗かも知れないと思い、草地に身を潜め松明の動きを監視する事にした。


「分隊長、凄い数の松明ですが一体何者でしょうか。」


「若しもあそこで野営するんじゃないでしょうかねぇ~。」


 数十本もの松明の動きが止まり集まりだした。


「やはり奴らはあの場所で夜明けを待つようだなぁ~。」


「おや焚火を始めたぞ。」


 やはり夜を明かすつもりなのか、数か所で焚火が起こり其れでも松明の消していない。


「分隊長、もっと近付きましょうか。」


「よし、少しづつ近付く。」


 分隊の兵士は静かに集団が野営するで有ろう地へと近づいて行き、やがて二時半程が過ぎた頃、

分隊の後方から月光隊が近付いて来る。


「分隊長は何処ですか。」


 小隊長は小声で分隊長を呼びながら近付いて来ると一人の兵士が後ずさりして月光隊を迎えに行

き、暫くして。


「小隊長殿。」


「分隊長、集団は何人くらいですか。」


「焚火の数から考えますと二十人か三十人くらいだと思われますが、今だ正体不明でして、奴らは

あの場所で夜が明けるのを待って要る様にも思えるんです。」


「其れは私も同じですよ、其れで駐屯地は如何でしたか。」


「全ての馬車に積み込みは終わっておりまして、何時でも出発が可能の状態でして、自分の予想で

は今朝の出発かと。」


「そうですか、では馬車部隊と出会いますねぇ~。」


「自分も其れを考えておりまして、奴らが何処かで待ち伏せするやも知れませんからねぇ~。」


 分隊長も野盗の集団だと言い、小隊長も同じだと見て要るが、二十人や三十人ならば問題は無い

が、若しも集団は先遣隊として様子を見に来たのでは有るまいか、其れよりも今の集団を一刻も早

く始末する方が優先するんだと小隊長は考えて要る。


「う~ん、これは大変難しいなぁ~、奴らを下手に殺す事にでもなれば山から狼の大群が襲って来

るだろうしなぁ~、かと言ってこのまま放置したままでは馬車部隊と鉢合わせし馬車部隊は混乱す

るのも間違いは無いしなぁ~。」


 と、独り言を言う小隊長は何としても回避したいのだろうが、だが一体どの様な方法で奴らを排

除すれば良いのか、其れが今は頭には浮かんで来ず小隊長を悩まして要る。


「下手に殺すと山から狼が来るし、かと言ってこのまま放置すれば馬車部隊が襲われ大勢の犠牲者

が出るのか、う~ん。」


 と、小隊長は自分に言い聞かせる様に独り言を言って要る。


「小隊長、此処で奴らは殺せないですよ。」


「私も今其れを考えてるんですが、良い策が浮かんで来ないんですよ。」


 小隊長も八方塞がりの状態で兵士達も必死で考える状態が暫く続いた。


「小隊長、自分に考えが有るんですが。」


「何か良い策でも浮かんで来ましたか。」


「其れなんですが、向こう側に居る奴らですが一体何者なのか、其れと武器や人数も本当のところ

はわかって無いと思うんです。」


「そうですねぇ~、確かに松明の数だけですから正確な事は何もわかっていないのですが。」


「其れで考えたんですよ、自分一人で奴らの傍まで行って詳しく調べたいんです。」


 小隊長もやはりかと思ったのだ、其れは一人の兵士だけでは無かった。


「小隊長、オレもですよ、オレも同じ事を考えてたんです。

 例え奴らを殺すにしても正確な事を調べる必要が有ると思うんです。」


「其れならば私と同じですよ、我々の任務と言うのは敵軍を調べるのが本来の任務だと思うんです

よ、ではどなたが行って頂けますか。」


「オレが行きますよ。」


「自分もですよ。」


 と、小隊の全員が行くと言うが。


「ですが全員とは無理なので二人にお願いしたいので先程のお二人にお願い出来るでしょうか。」


「勿論ですよ、じゃ~自分と二人で詳しく調べて来ますので。」


 と、二人の兵士は大喜びして要るが、直後、敵軍なのかを調べる為に足音も無く、息を殺して草

地に消え、半時程して戻って来た。


「小隊長、大変ですよ。」


「えっ、何が大変なんですか。」


 偵察に向かった兵士は何を見たのだろうか、慌てた様子で有る。


「松明を持ってたのは野盗なんですよ、でも其れよりも女性や子供が捕らわれてるんですよ。」


「えっ、捕らわれてるって、其れは人質と言う事ですか。」


「そうなんですよ、でも何人が人質になってるのかもわからないんですが。」


「人質に取られて要るとなれば、何処かに売られる様な話でも有りましたか。」


「其れは全然聞けなかったんですが、オレは何とかしたいんです。」


「自分も同じ気持ちですが。」


 さぁ~小隊長はどんな答えを出すのか、だが簡単に出せるものでは無い。


「う~ん、大変難しい問題で、其れに夜が明ければ馬車部隊も出発すると思いますからねぇ~。」


 小隊長は腕組みし考え込むので有る。


「小隊長、もう一時半か二時もすれば夜が明けますよ。」


 だが小隊長は返事する事も無く真剣に、だが小隊長だけでは無く、小隊の全員が必死に策を考え

て要るがやがて半時が過ぎ。


「で奴らの武器ですが。」


「其れが全員が刀だけでしたが。」


「そうか、奴らは弓も無く、刀だけですか。」


「何か作戦でも有るんですか。」


「そうなんですがね、奴らが刀だけだと言うので有れば、全員を生け捕りにするんですよ。」


「全員を生け捕りにするって、でも人質は女と子供ですよ。」


「勿論承知しておりますよ、其れでもう一度確認しますが奴らが松明を持って要るのですね。」


「其れは間違い無く、男が松明を持ち、女性と子供は座らせて要るのを確認しております。」


「小隊長、オレも見ましたよ、奴らは焚火の周りに女と子供を座らせ、その周りを奴らが松明を

持って人質が逃げない様にしてましたから。」


「其れならば私に良い考えが有りますよ。」


 小隊の兵士達に詳しく説明すると。


「そうか、其れだったらオレ達の専門だ、じゃ~早く行きましょうよ。」


「まぁ~まぁ~少し待って下さいね、分隊長は今の事を駐屯地から出られた馬車部隊に説明し、女

性や子供を連合国まで連れて行って下さいと、お願いして欲しいのです。」


「承知しました、私も大賛成でして、多分 総司令も賛成して頂けると思います。」


「其れで全員で奴らを生け捕りに女性達には私がお話ししますのでね。」


「では小隊長、自分達は向かいますので。」


「宜しくお願い致します。」


 分隊と分隊長は静かに闇の中に消え駐屯地へと向かった。


「では皆さんそろそろ参りましょうかねぇ~。」


 小隊の兵士は声も出さず、ゆっくりとだが確実に松明と焚火の灯りへと向かって行き、そして、

足音も無く松明を持つ野盗の後ろへと忍び寄り、其れは余りにも突然な出来事に野盗は声も出せず、

刀を足元に投げ出して行く。 


「皆さん、私達は官軍でも幕府軍でも、其れに野盗でも有りませんので静かにして下さいね、小隊

は奴らを後ろ手に縛り、その場に座らせて下さい。」


 人質になっていた女性達や子供達は一体何が起きたのかもさっぱりわからず、声も出せず、ただ

啞然として要る。


「小隊長、全員確保しました。」


「そうですか、では何人かで焚き木を集めて下さい。」


 二個分隊が歩哨に立ち、他の兵士は焚き木を集めに行くが女性達の中には少しづつだが落ち着き

を取り戻したのだろう。


「あの~。」


「皆さんからお話して頂いても宜しいですが、その前に先程も申しましたが、我々は官軍でも有り

ませんよ、勿論、野盗でも有りませんので安心して下さいね。」


「あの~今言われましたが本当なんですか。」


「勿論ですよ、我々は連合国と言う国の兵士ですから。」

連合国って、じゃ~幕府でも無いんですか。」


「はい、その通りですよ、但し我々の軍服ですが元は官軍の兵士でしたが、有るお方のお陰で今の

私達が有るのです。」


「あの~、私達はこれからどうなるんですか、何処かに売られるんですか。」


「えっ、何処かに売られるって、私は絶対にその様な事は致しませんから信用して頂きたいのです。

 其れと子供さんですが安心させて頂きたいのです。」


「小隊長、奴らですが。」


「そうでしたねぇ~、私もすっかり忘れておりましたよ、では両足を縛り、後ろで両手と両足を

括って、まぁ~その辺に転がして置いて、ですが絶対に解けない様にして下さいね。」


 野盗と思われる男達はもがく事も無く、両手、両足を括られ少し離れた所に集め伏せた状態にさ

れ、もう完全に諦めた様子だ。


「分隊長、そろそろ夜が明けますねぇ~。」


「もう少しで馬車部隊が駐屯地を出発すると思いますので、官軍に発見されない様に。」


 分隊の兵士は駐屯地から一里程の所で林の中に潜み、馬車部隊が出発するのを待って要る。


「飯田さん、我々も準備が終わりましたので、何時でも出発出来ます。」


「中隊長さん、では参りましょうか、皆さん出立しますので、上野様、誠に有難う御座いました。

 私達は出立します。」


「飯田殿も皆様方もご無事で連合国に戻れます様に、私達はこの地でお祈りしております。」


「後藤様も吉三さんも皆さんもお元気で。」


「飯田様、源三郎様にお伝え下さい、私達はこちらの目途が付き次第戻りたいと思いますが、まだまだ目途が付いておりませんので、其れとこちらでは大変良くして頂いておりますのでご心配は御座いませんと。」


「私は見たままをお話ししますので、其れとまた暫くしましたならば戻って参りますので、その時

には漬け物と梅干しを持って来ます。」


「飯田さん、オラも其れが一番嬉しいでんでお願いします。」


 吉三も漬け物や梅干しが一番嬉しいと言う。


「では我々は連合国に向け出発。」


 と、中隊長の出発の号令で馬車部隊は駐屯地を出、一路連合国へ菊池の隧道を目指して行くが、

駐屯地を出て一里程行くと其れは突然の事だった。


「中隊長殿、自分達は山賀より参りました月光隊で御座います。」


「山賀の月光隊と申されますと、若様のご命令で御座いますか。」


「いいえ、若様は何も申されておられませんが、其れよりも大切なお話しが御座いますので、部隊

はそのまま進んで頂きまして、私が説明させて頂きます。」


 中隊長だけが馬から降り、説明を聞いて要る。


「そうでしたか、では女性と子供を我が国まで連れて行けば宜しいのですね。」


「馬車部隊の皆さんには申し訳御座いませんが、何卒宜しくお願い致します。」


「私も大賛成ですよ、ですが女性と子供ですが。」


「今頃は小隊長が話されておられるとは思いますが、余りにも突然の出来事で女性達は多分理解出

来ずに要ると思うのです。」


「まぁ~其れならば我々が菊池に入るまでにお話しをしますので大丈夫ですよ。」


「有難う御座います、其れで中隊長、話は変わりますが馬車に積んで有るあの大きな物は一体何で

しょうか、私も初めて見ましたので。」


 分隊の兵士も初めて見る巨大な物とは。


「あれですか、あれはねぇ~陸蒸気の巨釜ですよ。」


「陸蒸気って一体何ですか、自分も初めて見ましたのでさっぱりわからないんですが。」


「実はですねぇ~、私も全くわからないんですよ、馬車に積み込んで有るのは総司令と技師長が官

軍の参謀長殿にお願いされたんですが、連合国で知っておられるのは馬車に乗っておられる人達だ

けでしてね、宜しければ後程聞いて頂いても宜しいですよ。」


「有難う御座います、ですがその前に女性達を、あっそうだすっかり忘れておりましたが、生け捕

りにした野盗ですが、どの様にすれば宜しいでしょうか。」


「まぁ~其れは女性達のお話しを聞いてからでも宜しいでしょう、若しも奴らが悪さをしたのなら


ば地獄を見る事になるとは思いますが、奴らを連れて行く事になれば大変ですからねぇ~。」


「自分も地獄を見せてやりたいですよ、女性や子供を人質に取る事事態が許せないですから。」


 分隊長は地獄に送れと言って要る様にも聞こえる。


「まぁ~多分ですが地獄の閻魔大王様に会って頂く事になると思いますよ。」


 その後、一時程した時。


「分隊長、オレが知らせて来ますんで。」


 と、兵士が小走りで行った。


「第一、第二小隊は先に行って休む場所を確保して下さい。」


 そして、暫く行くと


「中隊長、あそこです。」


「そうですか、ではこの先で休みを取りますので、第三小隊は馬の世話を。」


 馬車が次々と休憩場所へと入り、兵士達は馬の水を取りに向かい、飯田達も馬車から降りた。


「中隊長殿、大変ご苦労様です。」


「小隊長も大変でしたが如何でしょうか。」


 中隊長は女性達の元へと向かい。


「皆さん、私は連合国と言う国から参りましたので官軍では有りませんよ、ですから安心して下さ

いね。」


「そんなのって絶対に大嘘に決まってるよ、だってあんた達は官軍兵の着物を着てるんだよ。」


 女性の言うのも間違いは無く、連合国軍の全員が元官軍兵で今も官軍の軍服を着ており簡単には

信用出来ないと言う。


「確かに私達も以前は官軍兵でした、ですが連合国の有るお方に助けて頂いたのです。」


「そんなのって絶対に大嘘に決まってるよ、私達の宿場を滅茶苦茶にしたのは官軍なんだからね、

私は死んでも忘れないからね。」


 其処へ吾助達がやって来て。


「皆さん、私の話を聞いて欲しいんです。」


 その後、吾助は飯田達に助けられた事、そして、東京を脱出し連合国に入ってからの事をゆっく

りと話した。


「今の話だったら、あんた達はそのなんて言うへんてこな着物を着た人に助けられ連合国に来たっ

て、でも本当なの、でもねぇ~あんた達は脅かされてるんだよ、絶対にそうだよ。」


「そんな事は絶対に有りませんよ、でも本当に大嘘だったら私を殺してもいいですよ。」


 吾助達は一生懸命になって話す、だが何時までも此処で押し問答を続ける訳には行かない。


「社長様、この人達は何を行っても信用しないんですから此処に残して行きましょうよ。」


 と、吾助は思い切った事を言うと。


「えっ、じゃ~私達は何処に行けばいいのよ。」


「あんた達は私達の話を全然信用して無いんだから、此処に残って狼に食われるといいんだよ。」


「狼って、本当に狼が出て来るんですか。」


「ああ、本当だよ、社長様、早く行きましょう。」


「さぁ~休みも終わりましたので全員馬車に乗って下さい、出発しますから。」


「ねぇ~ちょっと待って下さいよ、私達も一緒に。」


 女性達は慌てだした、正か本当にこの場に残されるとは思って無かったのだろう、だが兵士達は

次々と馬に乗り、飯田達も全員が馬車に乗り、馬車が動き始めた。


「なぁ~あんた達は何であの人達の話を信用しないんだ、何の為に自分達があんた達を助けたと思

うんだ。」


 女性達はすっかり元気を無くし。


「私達も本当は信用したいんですよ、でも兵士達は官軍。」


「何度も言いますが、自分達は官軍では有りませんよ、自分達は連合国の兵隊で決して嘘は言って

無いですからね。」


「母ちゃん、オレ兵隊さんの言ってる話は本当だと思うんだ。」


「母ちゃんもそう思うんだ。」


「じゃ~早く行こうよ。」


 この親子が最初に歩き出すとその後は次々と歩き出し馬車部隊を追い掛ける様に早足で行くと。


「馬車部隊は止まれ。」


 中隊長も馬車部隊の兵士達も予想していたのだろうか直ぐ止まった。


「飯田様、女性達と子供は乗れますか。」


「勿論ですよ、中隊長さん、お子さんですが出来れば兵隊さんの馬に乗れないでしょうか。」


 兵士達もわかっていたのだろう、子供達を次々と乗せて行く。


「よ~し、では出発します、小隊長に奴らの事はお任せしますので宜しいでしょうか。」


「承知しました、まぁ~奴らも今は相当悔いて要るとは思いますが。」


「其れならば自業自得と言うもので決して許してはなりませんよ。」


 その後、馬車部隊は一路菊池へ向け進みだし、月光隊は野盗を放置したままで大岩へと向かった。



       


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