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姉と俺(と母と父)

化粧

作者: 聖魔光闇
掲載日:2011/03/15

不思議だ……。

「なぁ、アネキ。何やってんの?」

「見たらわかるでしょ! 化粧よ化粧!」

「それは見たらわかる」

「じゃあ、何故聞くのよ!? ってか、あんた! 何故ここにいるのよ! ノックは常識だって言ったでしょ!」

 そう俺は今、不思議な事をやっている姉の横から話し掛けている。

『ノックを知らない女が、何が常識だって言うんだ!』

 俺の姉はノックをしない。俺の部屋に入ってくる時も、気が付いたら近くにいる。

「アネキがそれを言うか……」

「うるさいわねぇ! 邪魔よ、化粧の邪魔!」

 姉に手でシッシッとされた。

「なぁ、何やってんの?」

 もう一度、同じ事を聞く。

「化粧だって言ってるでしょ!」

 姉はうんざりした口調で答えてきた。

 俺も飽きてきたので、部屋から出る事にした。一言残して……。




「何故、パックの上に化粧してんだ? それが疑問なんだよなぁ」





「うるさいわねぇ! 練習よ! 練習! ってあんたが余計な事言うから、ミスったじゃない!」

 ドア越しに何か怒鳴ってやがる……。

『ほっとこ』




「またミスったぁ!」

 遠くから、悲鳴に近い声が聞こえてきた。



『知らない。知らない』





練習って……。何故パックの上から?

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― 新着の感想 ―
[一言] 本当に?ですねw でもこういう意味のない笑いって大好きです。 素敵な時間をありがとうございました。
2011/03/16 00:28 退会済み
管理
[一言] お姉ちゃん……(笑) この姉弟、考えることがちょっとずれてますよね。 あ、お父さんとお母さんもか(笑) 今回も素敵でした!
2011/03/15 20:11 退会済み
管理
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