305号室で天使は悪魔の夢を見る
天使が地位を持ち、悪魔が差別される世界。黒いヘイローと翼を持つ天使の梶と、悪魔と天使のミックスである田崎は、工場の轟音が響く古い団地でひっそりと暮らしていた。ある日、梶が団地に帰ると田崎の部屋から強烈な異臭がする。慌てて部屋に行くと、そこには死体と血の海になった床、放心状態で自殺を図ろうとする田崎がいた。梶は天使力で死体を処理し、田崎を担いで二つ隣のゴーストタウンまで逃げ込む。
二人ののんびりとした日常と、逃亡生活の話。
二人ののんびりとした日常と、逃亡生活の話。